過去ログ - 京子「この交差点の向こうに君がいるとしたら」
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15: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 17:23:58.71 ID:PThDPvzU0
京子「おおー!ラムレーズン!」


アイスのフタを開ける瞬間は、頭のなかがラムレーズンでいっぱいになっていた。
こんなことで明るい気持ちになってしまう自分がちょっと恥ずかしい。
以下略



16: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 17:25:24.79 ID:PThDPvzU0
京子「……何が?」


分かってるクセに、そう聞き返すしかなかった。
結衣とちなつちゃんのこと。私の様子が変になった原因。
以下略



17: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 17:26:24.20 ID:PThDPvzU0
ちょっと具体的な質問が出てきたから、少し考えてみる。
結衣が真剣なのに、答えてやらないわけにはいかないよな。何故かそんな風に自分に言い訳しながら。
マンガやアニメのなかのステレオタイプな恋人のイメージが頭に浮かんでくる。


以下略



18: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 17:27:18.74 ID:PThDPvzU0
結衣「ああ、そうだな」

京子「でしょー?京子ちゃんの完璧なアドバイスに恐れ入ったか!」

結衣「ありがとう、京子。誘ってみるよ」
以下略



19: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 19:49:43.69 ID:PThDPvzU0
ピンポーン。
あかりの家のチャイムを鳴らす。
結衣とちなつちゃんのデートの当日、私はいてもたってもいられなくなって、
何も考えず家を出て、足の向くままあかりの家を訪ねた。
そりゃそうだ。結衣もちなつちゃんもいないとなると、あかりん家くらいしか行くあてはない。
以下略



20: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 19:51:21.32 ID:PThDPvzU0
あかり「あ、京子ちゃん、いらっしゃい」

京子「あかりヒマ?」

あかり「うん」
以下略



21: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 19:52:42.52 ID:PThDPvzU0
あかり「あ、あかり飲み物とってくるね」

京子「おう」


以下略



22: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 19:53:51.48 ID:PThDPvzU0
あかり「おまたせ、京子ちゃん」

あかり「……京子ちゃん?」

京子「あ、飲み物来た?喉乾いてたん……」
以下略



23: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 19:55:09.78 ID:PThDPvzU0
いきなりそう切り出されて、言葉に詰まった。一瞬の沈黙が流れる。
あかりはいつもみたくニコニコしてたけれど、空気はなんだか重かった。


京子「あ、あかりも知ってたの?結衣とちなつちゃんのデート」
以下略



24: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 19:56:21.91 ID:PThDPvzU0
京子「まあ、この京子ちゃんが結衣に完璧なアドバイスをしてあげたまでよ」

京子「せっかくなんだから上手くいってほしいじゃん?」

あかり「あかりもそう思うけど……」
以下略



25: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 19:57:26.08 ID:PThDPvzU0
京子「……あかり?」

あかり「京子ちゃんは、結衣ちゃんとちなつちゃんが付き合って、うまくいって」

あかり「それでいいと思う?」
以下略



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