過去ログ - キョン「ペルソナ!」 アイギス「FESであります!」
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121:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 18:02:03.93 ID:t8V4LTxho

「ええ。最初は、影時間に適正を持つ人間は、ごく一部でした。そのごく一部の例が、あなた方、月光館学園の方々や、彼などです。ですが、日を追うごとに、一般人の中にも、適正者が、増えてきているといいます。
 丁度、彼の妹さんなどが、その例に該当しますね。尤も、彼女の場合は必然であった、という気もしますが」

話に上がった妹はというと、長い話に飽きたのか、いつの間にか、先ほどと変わらぬ位置で硬直している、アイギスさんの足元で、興味深そうに彼女の姿を見上げていた。ところで、アイギスさんは一体何をしているんだろう。
以下略



122:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 18:04:38.71 ID:t8V4LTxho

「まさか、ここに来たって事か」

俺は、考えうる可能性の中で、もっとも大事に発展しそうな事案を、恐る恐る提唱してみる。

以下略



123:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 18:05:59.94 ID:t8V4LTxho

「良いですか? 涼宮さんの元には、どんな願い事も叶えてくれるペルソナが付いていました。
 涼宮さんが不機嫌ならば、閉鎖空間を作り出すことで彼女の機嫌を晴らし、彼女が宇宙人、未来人、超能力者を求めれば、その要望に応じた存在を集め、彼女を満足させていました。
 そうした超常現象を発生させるうちに、彼女のペルソナは、その力を増していきます―――ペルソナは、使うごとに強さを増して行く。皆さんも、自覚があるでしょう?」

以下略



124:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 18:08:00.65 ID:t8V4LTxho

「えっと……あ、探知できます。最短で、二十分で到着できます……ただ、シャドウの妨害を受けた場合は、未知数です。……レベル重視で行くしかない、かな」

「はい、お呼びでありますか」

以下略



125:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 18:10:03.68 ID:t8V4LTxho



………

以下略



126:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 18:12:00.50 ID:t8V4LTxho

「どちらかというと、私たちのほうが、迷子になったのかもしれません」

と、アイギス。

以下略



127:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 18:14:28.19 ID:t8V4LTxho
まず、真っ先に目に入ったのは、甚大なメタボリック症候群を患った、でっぷりとしたシャドウの姿だった。
白い修道服のようなものに包まれたデカい腹を、だらしなく投げ出し、椅子に腰をかけた、牧歌的な容姿。
そして、次に、室内の様子が目に入る。あたりに散らばった、マットやら、バスケットボールやら……そこは以前、俺たちが休息を取るのに利用した、体育の用具倉庫だった。よく見りゃ、シャドウの尻の下の椅子は、跳び箱だ。

「敵、補足。戦闘モードに移行します」
以下略



128:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 18:16:01.57 ID:t8V4LTxho

「うおっ!?」

その光量に、思わず声を上げる俺。
そして、次の瞬間、ドデカい破壊音が、俺の鼓膜を乱暴に殴りつけた―――この音は、アレだ。落雷の音だ。
以下略



129:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 18:18:05.73 ID:t8V4LTxho

「キョンさん、私の後ろに」

こちらを振り向き、ちょいちょい、と手を拱ねくアイギス。
後ろにっつっても、アイギスの小柄な体躯に隠れた所で、電流を免れる事など、可能なのだろうか。
以下略



130:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 18:20:02.34 ID:t8V4LTxho

「貫け!」

凍りついたシャドウに狙いを定め、ダンテが羽ペンを叩き込む。
重い手応えと共に、その一撃が、シャドウの体へと食い込んだ。ベキ、と音を立て、凍った腹を横切るように、デカい亀裂が入る。
以下略



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