過去ログ - キョン「ペルソナ!」 アイギス「FESであります!」
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41:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 19:35:25.80 ID:gIGEqEoto

「なあ古泉。俺たちは現実のほうで、どういう事になってるんだ?」

俺が訊ねると、古泉は一瞬、キョトンとした表情を浮かべた後、微笑みながら、

「大丈夫です、あなたの今回の欠席は、内申書には影響しません。後日、機関の方で何とかしておきます」

「そうじゃない。いや、それも大事なんだが……周りの連中には、俺とお前が姿を消している理由を、どう説明してあるんだ?」

「あなたについては、やや季節外れですが、インフルエンザを発症し、入院したという事になっていますよ。ご家族に対しては、長門さんの情報操作を行使させてもらいました。
 僕のほうは、急遽、特進クラスの強化合宿に出かけていることになっています。いささか強引ですがね」

インフルエンザ。欠席の理由としては妥当な線か。夏休み前のこの時期に連日欠席するなど、病欠か忌引きくらいしか有り得ないだろう。面会謝絶状態なら、ハルヒのやつが見舞いを企てることもないだろうしな。

「ハルヒのやつは、それで納得してたか?」

「ええ、病床に伏しているのというのなら、仕方がないと。復帰した際には、いっそう扱き使ってやると息巻いていらっしゃいましたよ」

さっさと復帰したい気持ちが萎えるようなお言葉だな。
さて。と、くすぶっていた疑問が晴れたところで。

「んで、どうする? 生存報告だけでもしてみるか?」

「そうですね。可能なら―――」

と、古泉が人差し指を立て、言葉を紡ごうとした、その瞬間だった。
視界が、漆黒に染まった。
俺と古泉の頭上からに、黒いカーテンのような物が、シュルシュルという耳に障る音とともに、舞い降りてきたのだ。

「なっ……」


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