過去ログ - 【THE・WORLDは止められない】
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103:名無しNIPPER
2015/01/06(火) 23:46:41.69 ID:pwCdzZMk0
「ええ〜っと、私ですか?あの、押し売りとかだったらいらないんで」

良く日本人をカモにする奴を見かける
どうやらこのババアもカモにしようと言う魂胆らしい。そんなババアの者なぞ買ってやるか

以下略



104:名無しNIPPER
2015/01/06(火) 23:59:57.96 ID:pwCdzZMk0
「君を待っていたんだ…。吉良吉廣……で良いかな?」

その男は私の名前を一瞬で言い当てて見せた
私が名乗ったわけでもなく何かを見せたわけでもない。暗記してきたテストの答えを書くかのように言い当てて見せた

以下略



105:名無しNIPPER
2015/01/07(水) 00:10:31.80 ID:2UvATDGI0
「簡単な事だ……だが君にしか出来ない。もし断れば…分かるだろう?」

その言葉の中には別に死んでもらって構わない…そう感じられるものがあった
つまり断ることは死ぬと言うわけだ

以下略



106:名無しNIPPER
2015/01/07(水) 00:22:01.07 ID:2UvATDGI0
矢が引き抜かれた瞬間、何かが自身に宿るのを感じた
いや、自身の中に眠る蕾のようなものが開花したとでも言おうか?

「さて……これで君の『息子』に関する特殊な悩みを解決する方法が宿ったろう?」

以下略



107:名無しNIPPER
2015/01/07(水) 00:35:47.16 ID:2UvATDGI0
仕事を終え、日本へ戻った私はガクガク震えるのみだった
自身に何が宿ったのか。分かったもんじゃあないのだ
今のところ何も見えはしないが……何もだ

「只今……帰ったぞ…」
以下略



108:名無しNIPPER[saga]
2015/01/07(水) 00:48:47.76 ID:2UvATDGI0
そう言えばあの男はこんなことを言っていた
この『矢』で宿るモノはその者が心から望むものだ、と。
深層心理で望んでいるものがそこに出てくるのだと
だとしたら私の望んだものとは……
そう物思いに耽っていると、夢の中へと引き込まれていった
以下略



109:名無しNIPPER[saga]
2015/01/07(水) 00:57:48.32 ID:2UvATDGI0
私は無言で立ち尽くしていた
木の枝をポキリポキリと折る子供の頃の吉影と何の差も無い表情だったのだ
まるで生き物を殺すことは自身の生活の、人生の一部であると言わんかのように何の表情もなく。無言で

しばらくして満足したのか吉影はその場を立ち去った。立ち去ったあと私はその猫の死骸を誰も見ることの出来ない場所へ捨て去った
以下略



110:名無しNIPPER
2015/01/07(水) 10:56:33.47 ID:2UvATDGI0
だが最も恐れていた事を知ってしまった
あるとき私は見てしまったのだ。吉影の殺人現場を。殺した人から手首を切り落とし持ち帰っていたのだ
乱雑に切り取られた手首、恐らく女性のものであるそれを
ついに吉影はやってしまったのだ
何かを壊す衝動は猫だけじゃあ飽きたらず人を[ピーーー]までに成長したのだ
以下略



111:名無しNIPPER
2015/01/07(水) 11:11:12.84 ID:2UvATDGI0
だが最も恐れていた事を知ってしまった
吉影は猫に飽きたらず人まで殺め始めたのだ
そしてあろうことか吉影は女性の右手を切り落とし、大事そうに持ち帰っていったのだ


以下略



112:名無しNIPPER
2015/01/07(水) 11:13:54.58 ID:2UvATDGI0
>>110はsaga忘れなんです…だから書き直した>>111>>109の続きなんです…紛らわしくて申し訳無いです


113:名無しNIPPER[saga]
2015/01/07(水) 11:32:46.69 ID:2UvATDGI0
「ふむ………それは『スタンド』と言うものだ吉廣よ」

『DIO』はそう言っていた。吉影に宿ったものは精神の具現体なのだと
恐らく吉影の深層心理が反映された力を持っていると言うのだ
『矢』に射抜かれたのは私だが稀に血縁者にも発現することがあるらしい。それが吉影だったと言うわけだ
以下略



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