201: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/03/10(火) 23:59:56.71 ID:ctH0niqQ0
「パパ...パパ?」
声のした方へ、ちらりと視線を移す。
この結界に取り込まれていた一人の少女が、目を覚ましたようだ。
パパ、と呼ばれた男性もいまにも起きそうな気配だった。
もう大丈夫よ、と心の中で励まし、魔女へ銃を構える。
パァンという音と共に、魔女へと弾丸が吸い込まれていく。
魔女は祈りの姿勢を崩し、その場へ倒れ込んだ。
一呼吸おいて、魔女の影が力を失ったように私を解放した。
虫の息の魔女に、銃を構え、引き金に指をかける。
その時だった。
「ぁぐ...」
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