78: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/11(日) 01:13:34.53 ID:28VrLUe+0
マミ「あら、お帰りなさい佐倉さん」
血に塗れた身体のまま、いつもの声音で挨拶をしてきた。
杏子「ね、ねえ...嘘でしょ?」
そうだ。こんなの、なにかの冗談に決まっている。
マミ「ん?ああ、これね...」
きっと、倒れているみんなの治療をしてくれたから、マミさんは血塗れなんだろう。
もう、父さんってば、どんなおっちょこちょいしたのさ。ちゃんと母さんとモモに謝っておきなよ。それともモモかな?まさか母さんじゃないよね?
マミ「酷いのよ、この人。私たち魔法少女を魔女だって罵るんだもの。あなたなんて、この人のために祈ったようなものなのにね」
ああ、そうか。マミさんは父さんを説得してくれたんだ。やっぱりすごいな、マミさんは。
マミ「何度説明しても聞いてくれないからね、もう面倒になっちゃって」
そういう時もあるよね。あたしだって、モモがワガママ言って言う事聞かない時は軽いゲンコツくらいはしたもん。
だからさ、謝らなくていいよマミさ
マミ「つい、殺しちゃったの」
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