過去ログ - キョン「ペルソナァッ!」 クマ「ザ・ゴールデンクマ!」
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109:名無しNIPPER[saga]
2015/01/08(木) 18:38:02.39 ID:YFKlq4sxo

「そいつらが、私たちの敵の名前……ってことなの?」

「ああ、多分な」

そして、その話を聞いたあとで、俺たちは悪魔を一体倒した。あの、女悪魔だ。おそらく、それが、その六体のうちのどいつかに該当するんだろう。
聞けば、古泉たちもまた、二体の悪魔を倒したのだという。俺と朝倉が倒したのと合わせて、三体。つまり、残る悪魔の数もまた、三体ということになる。
俺の報告を聞き、顔を見合わせ、首をかしげる里中たち。ふと、その中で、思い出したかのように、天城が口を開いた。

「あ、その名前……全部じゃないけど、聞いたことあるかも。私」

続けて、久慈川が、

「……そういえば、私も……その、『ベルゼブブ』っていうのって、たしかセンパイのペルソ―――」


ズン。


それは、突然、校庭に襲いかかった。
久慈川の言葉を遮るようにして……俺たちの立つ大地が、揺れ動いたのだ。

「な、ななな、何事クマっ!?」

「じっ、地震!?」

クマと里中が、俺の胸中に走った内容と、ほぼ同様の感想を述べてくれた。ペルソナ絡みの事件には付き物となりつつある、足元が不安定になる感覚。
何かが、校庭を揺さぶっている。それも、立っていることすら難しい激しさだ。そして、同時に、轟音。

「な、なんかやばい、散れっ!」と、鼓膜に届いた花村の声に、皆が震動する大地を蹴り、その場から飛び退く。


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