過去ログ - キョン「ペルソナァッ!」 クマ「ザ・ゴールデンクマ!」
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161:名無しNIPPER[saga]
2015/01/08(木) 20:24:02.19 ID:YFKlq4sxo



………

それからのことを、少しだけ話そうと思う。


ハルヒの閉鎖空間が消滅して、一日を挟んだ、今日。
俺たち―――古泉と、朝比奈さん。長門と、喜緑さん、朝倉。そして俺の六人―――は、西宮の駅前にいた。そして、目の前には、遥か八十稲羽からやってきた、七人のペルソナ使いの姿がある。

「短い間だったけど、けっこう充実してたぜ」

ウィンクとともにそう言い、俺に握手を求めてきたのは、花村。

「また会おうね。来年、無事に大学生になれたら、きっと遊びに来るから」

続いて、天城。なんと、俺が特に根拠もなく、横柄に接してきた花村たちは、俺たちの一つ上の学年だったようで。

「来年の今頃は、キョンくんたちが大変なことになってたりしてね」

笑ったのは里中。いや、それ冗談になってないから。

「……皆さんのおかげで、貴重な体験をさせていただきました。閉鎖空間や、悪魔……僕自身の見聞を広げるいい機会になりました。感謝します」

と、帽子を取って頭を下げたのは、朝比奈さんや長門たちと共に居たという、白鐘という少年。

「今度、俺らの街にも来いよ。案内してやっから」

続けて、白鐘の斜め後ろの、巽。


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