過去ログ - キョン「ペルソナァッ!」 クマ「ザ・ゴールデンクマ!」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/01/07(水) 19:03:00.05 ID:CL7Y8+DEo
「朝比奈さん」
「は、はい」
朝倉に真正面から視線を投げられ、一瞬、みくるは吃る。
「あなたは、この場所から、出来る限りで、私たちをナビゲートして。私のペルソナとあなたのペルソナなら、通信ができるはず」
「わ、分かりました」
「じゃ、有希。彼女の準備は?」
「もう終わった。ペルソナ能力の付与も、問題なく完了した。校門前に待機させてある」
「……相変わらずの仕事の速さね。じゃ、もしもの時は頼むわよ」
「わかった」
長門との会話を切り上げると、朝倉は、巽を連れ、部室を去っていった。みくるは、自分の中に芽生えた新たな力が、そこにあることを確認するかのように、手のひらから青い光を滲ませてみる。
「心配はいらない」
不意に、長門の声が、みくるに向けて発せられた。
「ペルソナは、盾。あなたを傷つけはしないし、あなたを超えもしない」
長門の言葉は、やはり、みくるに理解できる内容のものではなかった。しかし、不思議な心強さが感じられた。
ペルソナ。カミルラ。みくる以外には、不可能な役割。
みくるは、戦う者たちの道しるべになろうとしている。それこそが、みくるにとっての戦いなのだ―――。
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