過去ログ - ペンション・ソルリマールの日報
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205: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/07/25(土) 22:30:14.89 ID:jFIP2x74o

 それから改めてブリッジに向かって報告を行って、あたしと隊長の任務は終わった。でも、その際に艦長からちょっと想定外な言葉を聞かされてしまう。

 それは、暴動制圧の影響で混乱していて、サイド3への入港許可が取り下げられたってことだ。この艦はこれから、グラナダに向かうんだと言うのだ。

以下略



206: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/07/25(土) 22:30:54.82 ID:jFIP2x74o

 あたしはそう思いつつPDAで彼の連絡先を探す。電話番号とかメッセージのアドレス変わってないといいけど…あった、これだ。

 あたしは彼、アヤさんの“舎弟”のアルベルトの連絡先を見つけ出し、メッセージを送って置いた。

以下略



207: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/07/25(土) 22:31:24.19 ID:jFIP2x74o

「分かりました。ちょっと行ってきます」

あたしが隊長にそう言ったら、隊長は首を傾げつつ

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208: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/07/25(土) 22:31:53.21 ID:jFIP2x74o

 あたしがソファーに腰を下ろすやいなや、大佐は

「コーヒーは飲むかね?」

以下略



209: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/07/25(土) 22:32:34.10 ID:jFIP2x74o




 それから数日して、あたし達はグラナダ後にした。目的地は、所属基地のあるルナツー。
以下略



210: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/07/25(土) 22:33:01.88 ID:jFIP2x74o

「うん、大丈夫だよ。ここの食事に飽きちゃっただけ」

あたしはそんな適当なことを言って笑顔を見せてあげる。するとサブリナちゃんはクスッと笑って

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211: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/07/25(土) 22:33:30.27 ID:jFIP2x74o

軍を…辞める…?イルマが…?

「ど、どうして急に…?」

以下略



212: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/07/25(土) 22:41:49.05 ID:jFIP2x74o

そっか、もし、イルマがジャブローかその近くの街に住むって言うんなら、カリの街までも行ってもらえるかもしれない。

そうしたら、イルマに面会とかしてもらえば、サブリナちゃんもきっと安心するだろう。そう思ったあたしは、それでも危うく喉元まででかかった言葉を飲み込んだ。

以下略



213: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/07/25(土) 22:42:23.68 ID:jFIP2x74o




 ルナツーに着いたセシールは、そのまま一週間の整備点検期間に入った。クルー達はこぞって休暇を取り、今回の遠征の疲れを癒しに入った。
以下略



214: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/07/25(土) 22:43:15.06 ID:jFIP2x74o

 あちこちで時間を潰した挙句に格納庫へ出てみると、イルマに配備されるはずだった機体のマーキングが塗り替えられている。あたらしいパイロットの認識番号が描き込まれているところだった。

「アトウッド中尉」

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