100:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 22:17:49.33 ID:sdjP5j9j0
特急列車は、
距離も時間も時空も越えて、わたしたちを運ぶ。
窓の外は、無限に広がる宇宙。
ああ、夜がはじまる。
もうすぐすれば、真っ暗な空に白くて大きな月が上って、
月明かりに照らされた夜の海には、白い道ができる。
ふたり、手をつないで夜道を歩いていく。
広く大きな星の上、わたしはどこまでゆけるだろう。
遥か大きな空の下、わたしにできることはなんだろう。
わたしたちが、
ずっとずっと遠くに、今、ここからどんなに離れた場所に行ったって、
どこまでも月は追いかけてきて、わたしたちを照らす。
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