2:名無しNIPPER[saga]
2015/01/20(火) 01:07:24.90 ID:VOFyRBZaO
恭介「…っはぁ!っはぁ…!!」
頬を伝い床に落ちる汗を拭う。
またこの夢。
消えていく誰かを追い求め、そして追い付かずに絶望する夢。
3:名無しNIPPER[saga]
2015/01/20(火) 01:13:08.07 ID:VOFyRBZaO
仁美「…また、ですの?恭介君」
そう僕に声をかけてくれるのは妻である志筑仁美。
中学生の頃からの恋人であり、その頃から今まで僕を支えてくれた大事な人だ。
4:名無しNIPPER[saga]
2015/01/20(火) 01:19:19.19 ID:VOFyRBZaO
「だったら、行っておいで」
無機質で機械的なその声は整理の追いつかない僕の心を無視する。
「君の、人生を見ておいで」
5:名無しNIPPER[saga]
2015/01/20(火) 01:26:39.46 ID:VOFyRBZaO
痛い。
痛い。
痛い。
真っ赤な液体がそこここに飛び散って。
僕の小さな体が飛び散ったかと思うほどの衝撃を。
6:名無しNIPPER[saga]
2015/01/20(火) 01:27:36.95 ID:VOFyRBZaO
完結させたいです
まったりぺーすでこうしんします
おやすみなさい
7:名無しNIPPER[sage]
2015/01/20(火) 02:22:12.41 ID:of6NcAU6o
期待
8:名無しNIPPER[saga]
2015/01/31(土) 06:51:23.12 ID:gIml3InZO
目を覚ます。
見覚えのない天井。
だけどどこか懐かしい。
何が起こった。
僕の身に何が起こってしまった?
9:名無しNIPPER[saga]
2015/01/31(土) 06:57:16.60 ID:gIml3InZO
これからはもう、音楽なんて。
これからはもう、バイオリンなんて。
これからはもう。
気にしなくていいんだ。
だって僕は。
10:名無しNIPPER[saga]
2015/01/31(土) 07:02:48.12 ID:gIml3InZO
「あんた…!怪我は!?」
何時も通りだね、君は。
いつもいつも自分の事は二の次で。
僕のことを心配してくれた。
11:名無しNIPPER[saga]
2015/01/31(土) 07:08:15.04 ID:gIml3InZO
さやかは何も言わなくなった僕に対して「ごめんね」と声を掛け帰った。
「ごめんね…か」
彼女が謝ることなんて一つもない。
12:名無しNIPPER[sage]
2015/01/31(土) 09:14:06.22 ID:pnRknnqDO
どっかで同じようなの読んだな
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