過去ログ - 武内P「あなたのお名前を」芳乃「わたくしはー」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/01/25(日) 11:40:01.15 ID:1ScxNNNj0
走りながら襲ってくるモノがなにかを冷静に分析しつつ、武内Pとあやめは自分達をどこかに
案内しようと先を進む少女の幻も見る。
目指す場所は集落の外れにあるらしく、林の中を突き進みだした時などは一瞬躊躇いもあったが、
後ろから段々と数を増やして追いかけてくる亡者の群れのことを考えると迷っている暇もなかった。
幸いというべきか、今日の月は異様に大きく見えており、その分光も十分あるため林の中でなにかに
躓いてしまうという事態は避けつつ進むことが出来た。
あやめ「そういえば、月ってここまで大きく見えましたか?」
武内P「いいえ。この月も恐らくこの集落の異常と関係しているのかもしれません」
仁美「なんでもいいからとにかく逃げてー!」
そのうち、林の先にいかにも何かありそうな神社が見え始ると、少女の幻は役目を終えたとばかりに
その姿を霧散させた。
仁美「あそこ、あの神社がゴールみたい! ……って!?」
喜びもつかの間、今度は鳥居の前に亡者の群れが出現し、しかもその数は後ろから追ってくる亡者の
数とほぼ同じではないか!
武内P「このままでは挟まれる……!」
仁美を抱き抱えたまま走り続けていた武内Pは、どのようにしてここを突破するかを思案し始める。
しかしそれよりも早くなにかに気づいたあやめは、武内Pの後ろに並ぶとなんといきなり彼を
持ち上げたのである。
仁美「へ……」
武内P「なっ」
あやめ「お二人共! できるだけ早くことを済ませてきてくださいね! ――ニンッ!」
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