過去ログ - 武内P「あなたのお名前を」芳乃「わたくしはー」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/01/25(日) 11:41:33.13 ID:1ScxNNNj0
なにをするのか、そう二人が聞く前に鬼気迫る表情であやめは仁美を抱えたままの武内Pを
前方へと放り投げた!
その勢いは凄まじく、武内Pは無事亡者の群れの上を飛び越え鳥居を通過しそのまま境内へと
侵入出来たのだった。
以下略
14
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/25(日) 11:42:22.19 ID:1ScxNNNj0
気づけば、前も後ろも横も亡者に囲まれたあやめは、しかし余裕のある笑みを浮かべて
女将であった亡者を睨みつける。
あやめ「亡者になるつもりなどありません。わたくしはあのお二人を信じております」
以下略
15
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/25(日) 11:43:41.01 ID:1ScxNNNj0
――同じ頃、神社の境内へ放り投げられた武内Pは、空中でバランスと勢いの調整をしながら
仁美を落とさないように地面に着地していた。
仁美「あやめっちーっ!」
以下略
16
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/25(日) 11:44:45.56 ID:1ScxNNNj0
武内P「行きましょう、幻を見せてまで自分達を呼んだ子がいるとすればこの先の本殿です」
武内P「今こうして時間稼ぎをしてくれている浜口さんのためにも、急いで会わなければなりません」
以下略
17
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/25(日) 11:49:00.42 ID:1ScxNNNj0
??「困っている人には力を貸しなさいとのばばさまのお言葉を守っているためでしてー」
仁美「困っている人って……この集落の人たちは!」
以下略
18
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/25(日) 11:49:38.90 ID:1ScxNNNj0
道具を壊さないようにしつつ少女の周りを一周した武内Pは、結界を壊して助けることは不可能だと判断する。
外から道具を壊したりするなど無理やりな介入をすれば力が暴走して少女が廃人になることも
考えられたからである。
以下略
19
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/25(日) 11:50:46.34 ID:1ScxNNNj0
??「……!?」
仁美「武内プロデューサー!?」
以下略
20
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/25(日) 11:52:22.77 ID:1ScxNNNj0
再び爆ぜる音が聞こえ、結界の中には武内Pの血が溜まり始める。結界を形成している札や紐は
不思議な力でその血に染まることはないが、床に溜まっていく血の量は段々と無視できない量に
なっていく。
それでも武内Pは表情一つ変えずに少女と向き合い続ける。
以下略
21
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/25(日) 11:53:12.13 ID:1ScxNNNj0
仁美と武内Pは少女の目の前にある「依代」の札になにかが戻り初めて震えているのに気付く。
このタイミングだ、ここしかない!
武内P「違うというのなら教えてください、あなたのお名前を」
以下略
22
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/25(日) 11:54:25.30 ID:1ScxNNNj0
「――……ハァ……ハァ……なに?」
何をしてもしばらくすれば復活する亡者達を相手に、もはや倒した数を数えることすらやめていたあやめは、
何十体目かの亡霊を霧散させながら神社から昇るその光を見た。
以下略
23
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/01/25(日) 11:55:41.71 ID:1ScxNNNj0
「恐ろしい男だねぇ貴様のプロデューサーというのは、忍びの貴様に依代のあの娘」
「一体なんのためにそれだけの力を集めるのか、最後に教えてくれないかね」
以下略
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