過去ログ - 灼「あっちが変」豊音「こっちが変」
↓ 1- 覧 板 20
50: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2015/01/28(水) 20:33:48.22 ID:MJO3ZfqGo
憧「でしょ? だから、灼さんちのやり方を私たちで推測して、自然にやるのがベストだと思う。『灼さんちってこうするんだよね、このやり方もあるよね、普通だよね』って態度で、ごくごく自然に……たとえそれがどんな変わったやり方でもね……」
玄「なるほど……」
51: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2015/01/28(水) 20:34:54.21 ID:MJO3ZfqGo
憧「よく思い出して。さっき手が冷えて辛そうだった灼さんを見てたんでしょ? そのときの灼さんの仕草から、なにかわかるかもしれない」
玄「う〜ん…………えっと、灼ちゃん、両手を擦り合わせて、はぁーって息を吐きかけてた……」
52: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2015/01/28(水) 20:35:29.91 ID:MJO3ZfqGo
玄「憧ちゃん!? なにを言ってるの……!? 内部……内部だなんて!」
憧「灼さん、手に息を吐きかけてたんでしょ? 自分で」
53: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2015/01/28(水) 20:36:26.75 ID:MJO3ZfqGo
玄「そんな……! 信じられない……!」
憧「玄……」
54: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2015/01/28(水) 20:37:14.82 ID:MJO3ZfqGo
宥「うん。それで憧ちゃん、粘膜だってことはわかったけど、その……どこを使うのかな……? 候補は六つあるよね」
憧「ああ、それに関しては簡単に絞り込めるわ」
55: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2015/01/28(水) 20:38:00.85 ID:MJO3ZfqGo
* *
翌日。放課後。
56: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2015/01/28(水) 20:38:38.00 ID:MJO3ZfqGo
それぞれ各家庭の文化には親しみと愛着を持っているはずだ。
それを変態呼ばわりなんて、私にはとても出来ない。
57: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2015/01/28(水) 20:39:21.61 ID:MJO3ZfqGo
最後に確認だ。
あえてゆっくりと廊下を歩きながら、胸中で呟く。
58: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2015/01/28(水) 20:40:00.68 ID:MJO3ZfqGo
憧はまだ来ていないだろうが、おそらく他の三人は、もう来ている。
今日はなんやかんやと他のクラスメイトと話していたせいで、玄とはあまり話していない。
59: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2015/01/28(水) 20:40:32.78 ID:MJO3ZfqGo
昨日降り積もった雪が、一夜明けての晴天に照らされている。
照明は点けられていないが、雪の照り返しで室内は充分に明るい。
60: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2015/01/28(水) 20:41:17.15 ID:MJO3ZfqGo
灼「……」
玄「……」
97Res/85.68 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。