過去ログ - 八幡「気の向くまま過ごしてた二人だから」雪乃「そうね」
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15: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2015/01/31(土) 20:03:19.71 ID:BhSZj49po
八幡・雪乃「「いただきます」」スッ

基本的に俺たちの間に会話はない。が、それは二人にとって苦痛ではない。

雪乃「……八幡くん」
以下略



16: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2015/01/31(土) 20:03:45.48 ID:BhSZj49po
八幡「どうしたんだよ?」

雪乃「やはりあなたは……」

その声は震えている。しまった。俺の最も恐れていたことが起こってしまったらしい。
以下略



17: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2015/01/31(土) 20:04:14.48 ID:BhSZj49po
八幡「こっちだって長い付き合いだから、お前がどう思ってどう行動するかも多少はわかっているつもりだ」

雪乃「…………」

八幡「だから、言わなかった」
以下略



18: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2015/01/31(土) 20:04:44.22 ID:BhSZj49po
八幡「…………」

八幡「やけに――」

雪乃「?」
以下略



19: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2015/01/31(土) 20:05:10.73 ID:BhSZj49po
八幡「お前がそう言うなら、信じるよ。さ、食おうぜ」

雪乃「……そうね」

雪乃を信じようと思い、彼女との思い出を思い返す。どこを見ても雪ノ下雪乃はいつだってまっすぐで正直だった。
以下略



20: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2015/01/31(土) 20:05:36.83 ID:BhSZj49po
 数週間後

雪乃「……ただいま」ガチャッ

八幡「おう、おかえり。今日は遅かったな」
以下略



21: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2015/01/31(土) 20:06:03.49 ID:BhSZj49po
――

――――

雪乃「……あら、待っててくれたの?」
以下略



22: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2015/01/31(土) 20:06:33.31 ID:BhSZj49po
雪乃「……おいしい」パクパク

八幡「まだまだお前には敵わんが、着々と腕は上がってきてるだろ?」

雪乃「ええ。カレーしか作れなかった時とは大違いだわ」
以下略



23: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2015/01/31(土) 20:06:59.86 ID:BhSZj49po
 休日

八幡「zzz…」

雪乃「まだ眠っているの? 昼過ぎまで寝ているなんてだらしない」
以下略



24: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2015/01/31(土) 20:07:26.94 ID:BhSZj49po
八幡「ふぁーあ……」

雪乃「あれだけ寝ておいてまだあくびが出るのね。驚くのを通り越してあきれるわ」

八幡「んー、ちょっとSS読んでたら陽が昇ってきてた」
以下略



25: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2015/01/31(土) 20:07:53.29 ID:BhSZj49po
八幡「俺も欲しい新刊あるし、出かけるか。どこがいい?」

雪乃「そういうことなら、私はどこでもいいわ」

八幡「ふむ」
以下略



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