過去ログ - 咲「どうしようもない私に天使が舞い降りた」
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10: ◆N8W3qIdb7.[saga]
2015/02/04(水) 17:36:56.31 ID:xgWD3fM60
咲「信じるも何も、天使だなんて冗談にも程があるよ。あなたは何者?どうして私のこと知ってるの?」

和「だから、私はあなたの所に来た天使なんですって」

咲「それが一番信じられないんだって・・・」

和「信じてください。私はあなたの願いを叶える為に来たんですから」

ひょっとしてテレビ番組の企画か何かだろうか。
咲は辺りを見回す。
他に人はいないようだが、どこかに小型カメラで撮影されてるかもしれない。
そうだ、そうに違いないと咲は結論を出した。
だとすれば、さっさと逃げ出すに限る。

咲「悪いけど私に叶えて欲しい願いなんか無いよ。他を当たってよ」

そう言い放って、咲はさっと駆け出した。
つまらない企画に乗ってやる義理は無いと判断したからだ。

和「ちょっと、咲さん!」

和の呼ぶ声が聞こえたが、無視して走る。

咲(天使って、今時そんなの信じる馬鹿がどこにいるの・・・)

おかしな事言うなと咲は走りながら考えた。
どうせ誰かを騙すにしても、もっと上手くやれるだろうに。
一体何を考えているんだか。


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