過去ログ - 勇者「君じゃ主人公は務まらない」
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236: ◆4S1Ttn1X06[saga sage]
2015/03/05(木) 22:01:46.62 ID:hLL6qF020
A「状況が変わった。もう俺には余裕がない」
姫「A、魔王が信用出来るのですか?全て預けてしまって、いいのですか!?」
237: ◆4S1Ttn1X06[saga sage]
2015/03/05(木) 22:02:15.49 ID:hLL6qF020
A「……待てよ、まだはっきりと答えを出したわけでは」
魔王「でも、来るしかないのでしょう?行く宛てはない。ここにはいつまでもいられない。だとすれば、この話に乗るしかない。貴方が身体を少し張ってくれれば、それだけで二人の安全が確保出来るとすれば、もう答えは決まったようなものね
238:名無しNIPPER[sage]
2015/03/05(木) 23:50:52.66 ID:J2Nxh3J4o
おぉ…
239:名無しNIPPER[sage]
2015/03/06(金) 00:05:58.22 ID:tHRd9fKwO
乙
240:名無しNIPPER[sage]
2015/03/06(金) 04:26:00.80 ID:b4YcC+2wO
うーん…
現状はバッドエンドの匂いをビンビンに感じる
241: ◆4S1Ttn1X06[saga sage]
2015/03/07(土) 21:55:51.16 ID:0Z4uau1h0
魔王城
姫「一人一部屋とは、随分と優遇されていますね」
242: ◆4S1Ttn1X06[saga]
2015/03/07(土) 21:56:29.41 ID:0Z4uau1h0
魔王「王国のお城と規模は似たようなものだから、迷子にならないよう気を付けてね」
姫「うっかり罠に引っ掛かって死んだりしてられませんものね」
243: ◆4S1Ttn1X06[saga sage]
2015/03/07(土) 21:57:15.69 ID:0Z4uau1h0
魔王「せっかくその板ばさみから抜け出せつつあるのに、ここで私が彼を引きずり込んでしまっては、何もかもが台無しというもの。なるほどね。貴方からしてみれば、私は悪い敵ということか」
姫「そうでなくても、貴方は人間の敵でしょう。姿形は同じであれ、紛れもない敵ですよ」
244: ◆4S1Ttn1X06[saga sage]
2015/03/07(土) 21:57:44.05 ID:0Z4uau1h0
姫「……」
姫「……どうしてかしら」
245: ◆4S1Ttn1X06[saga sage]
2015/03/07(土) 21:58:53.27 ID:0Z4uau1h0
姫「少し歩きませんか。この城の構造も把握しておかないといけませんから」
A「あぁ、それはいいな。覚えておいて損はないだろう」
246: ◆4S1Ttn1X06[saga sage]
2015/03/07(土) 21:59:41.53 ID:0Z4uau1h0
A「……原因はなんであれ、世界なんて掲げることも出来ないものだし、そう思う俺はクズでしかない。とっくに歯車は噛み合ってないんだよ。不良品なんだ。どうしようもないほどの、不良品なんだ」
A「何も満足が出来ない。そのくせ貪欲なんだ。とっくに自分で自分を見失っているみたいで、結局その代わりとして、心の快楽を求める」
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