過去ログ - イリアステル滅四星でフランダースの犬
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11: ◆5m18GD4M5g[saga]
2015/02/06(金) 19:03:39.05 ID:6apsntr+0
アポリアがブルーノに駆け寄っても、ブルーノは彼をなだめてさっさと家に帰ってしまいます

アポリアもブルーノと同じように悲しみました、アポリアはブルーノを愛していたのです。

アポリア「ホセ! 君の身勝手なわがままのせいでブルーノが傷ついているじゃないか!」
以下略



12: ◆5m18GD4M5g[saga]
2015/02/06(金) 19:06:20.99 ID:6apsntr+0
一方その頃ブルーノはD-ホイールを作っていました

ブルーノ「さて、今日も頑張って作業に取り掛かろう」

ブルーノは大きな夢を持っていました
以下略



13: ◆5m18GD4M5g[saga]
2015/02/06(金) 19:06:52.64 ID:6apsntr+0
ネオドミノシティでは、年に一度、D-ホイールのコンクールがありました

そのコンクールに入賞すると、賞金がたくさん手に入ります

ブルーノはこのコンクールのためにD-ホイールいました
以下略



14: ◆5m18GD4M5g[saga]
2015/02/06(金) 19:09:01.02 ID:6apsntr+0
ある時、そんなパラドックスにZ-ONEが手を差し伸べて言いました

Z-ONE「私はもうじき、命を絶ちます」

Z-ONE「もし私がいなくなったら、ブルーノの面倒を見てくれませんか?」
以下略



15: ◆5m18GD4M5g[saga]
2015/02/06(金) 19:11:12.21 ID:6apsntr+0
一方ブルーノは仕事帰りの道を歩いていました

ある雪の帰り道、ブルーノは道で黄色い時械神を拾いました

それはどこも傷んでいない、とても美しい時械神でした
以下略



16: ◆5m18GD4M5g[saga]
2015/02/06(金) 19:12:31.08 ID:6apsntr+0
その晩、不幸にもホセの時械神畑が火事になり、多量の時械神が焼失しました

ホセ「ワ、ワシの時械神畑が…」

ルチアーノ「マジでふざけんなよ!誰やったんだよ!?」
以下略



17: ◆5m18GD4M5g[saga]
2015/02/06(金) 19:15:20.92 ID:6apsntr+0
確かにブルーノはその晩アポリアの家に行きましたが、もちろんブルーノはそんなことをしたりしません

けれどホセは、彼はアポリアとの交際を止められたので、それを恨んでやったのだと町中に言い触らしました

住人たちはそれを信用しませんでしたが、ホセを敵に回す者はおらず、ブルーノは彼らから冷たい目で見られるようになりました
以下略



18: ◆5m18GD4M5g[saga]
2015/02/06(金) 19:24:25.88 ID:6apsntr+0
しかしとうとう、ずっと寝たきりだったZ-ONEがとうとう息を引き取りました

Z-ONE「ブルーノ…、パラドックス…、あなたたちに満足な生活を与えられなくてすいません…」

ブルーノ「ううん…、僕はZ-ONEと一緒にいただけでも満足だよ」
以下略



19: ◆5m18GD4M5g[saga]
2015/02/06(金) 19:27:17.29 ID:6apsntr+0
ブルーノ「パラドックス、今日はD-ホイールコンクールの入選発表日だ」

ブルーノ「これさえ通ればもうひもじい思いをしなくても済む」

パラドックス「受かれば良いな、いや、きっと受かるさ」
以下略



20: ◆5m18GD4M5g[saga]
2015/02/06(金) 19:34:49.87 ID:6apsntr+0
失ったブルーノはパラドックスを連れて、行く当てがないまま歩き出しました

雪の降る道を住み慣れた町を、二人は目指して歩いていました

ブルーノ「ううっ…寒いよ、パラドックス…」
以下略



21: ◆5m18GD4M5g[saga]
2015/02/06(金) 19:37:19.56 ID:6apsntr+0
ルチアーノ「財布落とすなんてあいつバッカじゃないの!?どうするんだよ一体!?」

アポリア「このままでは暮らしていけなくなってしまう」

ルチアーノ「貧乏なんてまっぴらごめんだよ! マジでどうしたらいいんだよ!」
以下略



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