23: ◆KpPu4lHfcc[saga]
2015/02/08(日) 20:32:18.46 ID:xhFcsLfTo
Bの給料では月に一度が限度だった。
六万という金額は、正社員になったばかりの身には余りに重い。
捻出するには、食費や光熱費を削らなければならない。
だが、そんな事は関係なかった。
一度でも多く彼女に会いたかった。彼女を想うだけで胸が張裂けた。
何も肉体関係だけが全てではない。
『一目惚れ』と言うと笑う者がいるかもしれないが、
あの時に感じた衝撃は正に『一目惚れ』のそれであった。
Bは今でもその感覚を信じている。
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