20:名無しNIPPER[sage]
2015/02/12(木) 01:12:45.68 ID:Pk6xABjY0
その瞬間俺はなぜか怒りに燃えた。
散々つきまとってきた社長が−社長ではなかったかもしれないが
−目の前に出てきて俺に[ﾋﾟｰｰｰ]という。
よりによって首吊りで、社長と同じ姿になれという。
21:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/12(木) 01:14:47.70 ID:Pk6xABjY0
俺は走ってその場から逃げた。
そいつの叫び声だけがいつまでも耳から離れなかった。
その晩は震えて眠ることすらできなかった。
22:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/12(木) 01:15:24.16 ID:Pk6xABjY0
次の日、とりあえずその家の様子を見に行くことにした。
閑静な住宅街にたくさんの警察が−と思っていたがそんなことはなくそこは平和そのものだった。
その家もそのまま建っていたがどう見ても空き家だった。
窓ガラスはなくところどころ屋根が崩れかかっていた。
23:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/12(木) 01:16:09.34 ID:Pk6xABjY0
俺はその日のうちに引っ越しの手続きをしてよその県へ、翌月には仕事も決まり今ではなんとかやっている。
このことはニュースにもなっていないしきっと幻覚だったのだろう、そう思うことにした。
あの日から社長の夢も見ないし、ぶら下がった何かを見ることもなくなった。
24:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/12(木) 01:17:04.19 ID:Pk6xABjY0
おわり
25:名無しNIPPER[sage]
2015/02/12(木) 01:27:00.06 ID:0TmR1LXAO
ふむ、興味深い。
実話かね？
26:名無しNIPPER[sage]
2015/02/12(木) 02:04:49.82 ID:nq6aJSzG0
>>25
作り話って言ってるんだからそういうこと聞くのはマナーが悪いだろ？
27:名無しNIPPER[sage]
2015/02/12(木) 03:04:24.88 ID:4bwe83tCO
>>26
そうだね、すまなかった
28:名無しNIPPER[sage]
2015/02/12(木) 08:12:58.54 ID:n5OcGd5MO
オカ板っぽくて好き
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