過去ログ - [オリジナル] The Five Elements 〜New Contract Peach Warrior〜
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名無しNIPPER
[sage saga]
2015/02/14(土) 10:05:39.01 ID:638Opjkd0
嘘だろ? 父さんは交通事故で――
――鬼は人の心の闇に付け入る。
もし鬼がまだ一匹でも残っていた場合、鬼は魔術…… 呪いの力を用いてそういった闇に付け入り人間を鬼に変え、仲間を増やすだろう。
鬼は 五行 の理、その力を持っている五つの 鍵 を欲している。
鍵は鬼を倒す為に創られた強力な聖遺物で、選ばれし人間の中に宿る。鬼はその鍵を持つ保持者を探している……
絶対にそれを鬼の手に渡してはならない。
全ての鍵が渡ってしまえば、やがて鬼が絶対的な力を手にして人類を滅ぼすだろう――
「――真土くんは亡くなる前にそう言っていた」
「何が何だか……」
分からない。信じられない。五行? 鍵? 保持者?
父さんは一体何者だったんだ……
「――真土くんが亡くなって…… それからは鬼の出現もしばらくはなくなっていた。
しかし彼の言葉にあったように……
鬼たちは息を吹き返したのだ。政府からその報告を受けた。
一刻も早く対処する術を見つけ出さなくてはならない。だから私たちはこの鬼の亡骸も用いて研究を進めている。
鬼はどこに潜んでいるか分からない。そういった理由も含めた諸事情があって政府はこの学園の敷地に複数ある研究室の一つを設置した。
そして私は引き続きここを任されているわけだけど――」
この鬼―― おじさんは目の前の怪物を一瞥する。
「それじゃ…… この鬼は」
「そうだ…… これは真土くんが最期に討ち取った鬼の亡骸だ。
通常なら青い炎とともに消滅するのだが…… この個体だけは何故か消えずに、腐りもせずに残っていた。
それを私たちが回収し研究材料としているが……
まだまだ真理には程遠い」
そんな…… こいつが父さんを!?
「鬼を倒す戦士が不在な今、早急に研究を進め…… そして彼が言っていた 鍵 の保持者を見つけ出して保護せねばならないだろう。
それを見つけ出す方法も未だ解明するに至っていないわけだが…… 研究者として恥ずかしい…… 彼に申し訳が立たないよ……
なんとかして究明しようと、対処する術を見つけ出そうと、定年をとうに超えてもこうしてやってきたが、私も先は長くないだろう――」
おじさんは彼方を見つめながらため息をこぼし、力なく笑った。
「――きたるときまでは交通事故か何かで亡くなったと息子には伝えてくれ。
真土くんは彼の家族と私にそう言葉を遺した。
和間くんには黙ったままで申し訳なかった」
そして、おじさんは一つ深々と頭を下げる。
「そんな…… 頭を上げてください……」
頭の中は真っ白で、自分の立ち位置が分からない。俺はホワイトアウトの中に一人取り残されている……
「すまなかったね……
こちらから勧めたとは言え、君が私の家に来たのも何かの縁だと、運命だと思ってね…… 君のお母さんやおじいさんおばあさんから了承を経て、この機に話しておこうと思っていた。
突然のことで飲み込めないと思う。だけどこれは本当のことなんだ――」
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