過去ログ - [オリジナル] The Five Elements 〜New Contract Peach Warrior〜 
1- 20
50:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 11:51:51.61 ID:VF8Hn4hI0

(わたしはちはる。あなたは――?)
(ぼくは、かずま……)


以下略



51:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 11:55:05.98 ID:VF8Hn4hI0

 今一度パッと煌いた千春の胸元から五角形の金属を吊り下げたペンダントが現れる。
 そしてそれは数秒間宙に浮いた後ゆっくりと落下していき、千春は両手ですくうような形で受け止めた。


以下略



52:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 11:57:14.94 ID:VF8Hn4hI0

 そしていつの間に…… 教会入り口でそう叫ぶおじさん。


「叫ぶ―― 合体変身?」
以下略



53:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 12:01:25.35 ID:VF8Hn4hI0

 本日三度目の閃光が俺たちを包む。

 これが「三度目の正直」だ。

以下略



54:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 12:05:57.18 ID:VF8Hn4hI0

 俺の 土 の理を司る鍵と、千春の 木 の理を司る鍵。
 それが一つとなってもたらされた力。

(五行の理…… 木 が指し示す色は青――)
以下略



55:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 12:09:32.37 ID:VF8Hn4hI0

――和間くん、受け取って!!


「これは――?」
以下略



56:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 12:13:07.71 ID:VF8Hn4hI0

 電光石火。疾風迅雷。
 たった一撃。
 たぎる血潮。鮮血の噴流。

以下略



57:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 12:15:21.88 ID:VF8Hn4hI0

 捨て台詞を放って、鬼は青い炎を激しく巻き上げながら…… やがて消滅した。


「終わった――」
以下略



58:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 12:17:20.33 ID:VF8Hn4hI0

「――ここは」
「おかえり、和間くん」


以下略



59:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 12:20:45.66 ID:VF8Hn4hI0

「警察の応援が駆けつけてくれて全ての事は収束した。
他の人達はどうやら気絶していたらしく、あの後皆目を覚ましたんだ。
どうやら記憶が錯綜していて、何故あそこにいたのか覚えていないようだった。
警察が主導になり、怪我も特になかったから皆それぞれ帰っていったよ……
以下略



60:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 12:24:59.33 ID:VF8Hn4hI0

 鬼と戦える力…… か。

「しかし、同時に鬼に狙われる危険性も高くなってしまった」

以下略



61:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 12:27:28.55 ID:VF8Hn4hI0

 おじさんが出て行って、そして部屋には俺と千春、二人きり――


「――げ…… もう11時過ぎてる」
以下略



62:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 12:30:51.85 ID:VF8Hn4hI0

「――指切り」


 また沈黙が訪れようとしたその瞬間、千春は顔を俯かせたままそんな言葉を呟いた。
以下略



63:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 12:32:58.92 ID:VF8Hn4hI0

 あれから何日か経った。
 鬼の出現は今のところなく、平和な日常が続く。
 何気なくも大切な…… そんな日々。
 桜の花びらは散ってしまって少し物寂しいけれど、それは新しい日々のスタートを物語っているような、そんな気もする。
以下略



64:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 12:35:03.59 ID:VF8Hn4hI0

――おじさんが言っていた言葉…… それは見事に的中した。


 おじさんの研究室にお偉い方々がやってきて、彼らは俺と千春を呼び出した。
以下略



65:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 12:37:20.02 ID:VF8Hn4hI0

「――いやぁ良かったよ。和間と木ノ下さんが仲直りして」
「なんだよ改まって」

 何気ないけど大切な日々。
以下略



66:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 12:39:39.03 ID:VF8Hn4hI0

「ここで食べてたんだね…… 私もまぜてもらってもいいかな?」
「なん…… だと」
「い、いやぁ千春。俺たちは全然大丈夫だけど、友達は?」
「友達も連れてきていい?」
以下略



67:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 12:44:45.47 ID:VF8Hn4hI0

――立ちはだかる壁がある。

 目を背けられない現実がある。

以下略



68:名無しNIPPER[sage saga]
2015/02/14(土) 12:50:53.54 ID:VF8Hn4hI0
ありがとうございました
勢いでやったので矛盾点とかは勘弁して下さい 泣
痛い黒歴史垂れ流し失礼しました。


69:名無しNIPPER[sage]
2015/02/14(土) 15:21:41.77 ID:WobuiG5Jo

一回で読むには長かったし終わるとは思ってなかったが面白かったよ


70:名無しNIPPER[saga]
2015/02/14(土) 20:23:18.46 ID:nFYdRTFu0
ありがとうございます
今更ながらタイトルをもっと短くすれば良かったと後悔…
本当は新訳桃太郎とかが良かったけど先に書かれてる方がいるみたいなので
とにかく長文失礼しました
タイトルは仮ということで 笑
以下略



70Res/127.94 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice