7:名無しNIPPER[saga]
2015/02/22(日) 03:11:54.29 ID:N1fLZgZO0
「アヤメーいけませぬー。どうやらその方はー」
ここで異様なアトモスフィアの原因に気づいたヨシノがアヤメから男を引き離そうとするが時すでに遅く、突然目に
正気が戻った男がアヤメの剣幕に悲鳴を上げた。
「ア、アイエエエエ! な、なんですか貴女! ナンデ私掴まれて!?」
「え……?」
まるで先ほどまでの姿が嘘のような怯えようにアヤメは驚き、男から手を離すと、自分の行動を反省し、今度は優しい
声音で男に問いかける。
「あの、この小型UNIXモニタに見覚えは……?」
「な、なんですかそれは! そもそもここはどこ!? 私、確かキョートを観光してたはずなのに! アイエエエエ!」
錯乱した男は叫びながらレストランを飛び出して行き、すぐさま姿が見えなくなった。あの様子では捕まえた所でもはや
なんの情報も得られないだろうと判断したタケウチPは、残された小型UNIXモニタの電源を入れる。今はとにかく状況を
掴まなくてはならない。
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