過去ログ - ことり「白いアネモネ」
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6: ◆U3O2l/Lem6[saga]
2015/03/01(日) 05:22:04.44 ID:HgFLdlguo
海未 「わああ、絵里!
    今のは、違うんです、これは……」

ことり「え? 違うの?
    海未ちゃん、お芝居じゃないって言ってくれたじゃない!
以下略



7: ◆U3O2l/Lem6[saga]
2015/03/01(日) 05:23:17.77 ID:HgFLdlguo
穂乃果「こんちは!
    海未ちゃん、ことりちゃん、そろそろ帰ろうよ!」

絵里 「あ、穂乃果、ちょうどいいところに来てくれたわ。
    今、あなたの幼なじみの二人が、神聖なるミューズのおわします部室でチワゲンカを……」
以下略



8: ◆U3O2l/Lem6[saga]
2015/03/01(日) 05:24:37.59 ID:HgFLdlguo
【その日の帰り道】

穂乃果「ねえねえ、ことりちゃん。
    この前貸してくれた少女漫画、読んでみたんだけど、まだ私にはよく分からないよ。
    恋って、何?」
以下略



9: ◆U3O2l/Lem6[saga]
2015/03/01(日) 05:25:37.94 ID:HgFLdlguo
穂乃果「子どものころ、何度聞いても眠くなった話だ……
    ねえ海未ちゃん、そろそろ私にも理解できると思うから、お話ししてほしいな!」

ことり「わたしも、また昔みたいに、聞きたいな!」

以下略



10: ◆U3O2l/Lem6[saga]
2015/03/01(日) 05:26:35.59 ID:HgFLdlguo
穂乃果「なるほど、そんなお話だったのか。
    今あらためて聞くと、とてもガンチクぶかい話のような気がするよ。
    ねえねえ海未ちゃん、ことりちゃん。
    このお話は、恋のお話なの?」

以下略



11: ◆U3O2l/Lem6[saga]
2015/03/01(日) 05:28:27.66 ID:HgFLdlguo
穂乃果「うーん、なかなか難しいんだね。
    それで、アポロくんがイエスと言ってくれれば、恋が叶うわけだね。
    じゃあ、アポロくんがノーと言うときには、恋が失われるのかな?」

ことり「うん、失恋というくらいだから、恋心が失われることもあるかもね。
以下略



12: ◆U3O2l/Lem6[saga]
2015/03/01(日) 05:29:20.63 ID:HgFLdlguo
すると、海未ちゃんが、誰に尋ねるともなく、言いました。

海未 「叶わなかった恋心は、どうなるんでしょうね。
    行き場のない胸の焦がれは、どうなるんでしょうね」

以下略



13: ◆U3O2l/Lem6[saga]
2015/03/01(日) 05:30:42.81 ID:HgFLdlguo
【その日の夜、南家、居間】

理事長「ことり、この前の話、ちゃんと考えてくれてる?」

ことり「うん。お母さん。
以下略



14: ◆U3O2l/Lem6[saga]
2015/03/01(日) 05:32:04.27 ID:HgFLdlguo
【数日後、穂乃果の家】

穂乃果「ようこそ、みなさん!
    さあ、あがってあがって!」

以下略



15: ◆U3O2l/Lem6[saga]
2015/03/01(日) 05:33:00.83 ID:HgFLdlguo
そんなわけで、私たちは、DVD鑑賞会を始めました。
凛ちゃんと穂乃果ちゃんは、映画が始まるとすぐ、ふたり仲良く寝てしましました。
真姫ちゃんと希ちゃんとにこちゃんは、一歩下がって、ほむまんを食べながら、映画を鑑賞しています。

にこ 「あいつら、何してるのよ」
以下略



16: ◆U3O2l/Lem6[saga]
2015/03/01(日) 05:34:31.35 ID:HgFLdlguo
絵里 「ほら、海未。
    目を逸らさずに、よく見て。
    画面の端に見えるあの二つの山は、きっと、おっぱ……」

海未 「ひいい!」
以下略



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