過去ログ - 【モバマスss】湯川学「アイドルか。実に興味深い」
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名無しNIPPER
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2015/03/11(水) 17:21:05.27 ID:REE9KHnk0
頼子「たぶん……人が作ったものであること、それが理由なんだと思います」
今度は湯川が相手の顔を伺う。
頼子「違う人が同じものを作ろうとしても、まったく同じものができることなんてありません。それは、その人の個性が、作品に表れるから。作品は、意味や美しさを持つだけではなく、作った人、関わった人、全員の意思の表れでもあるんです。作品を通じて、作者と対話すること。……それに、抱いた思いを誰かと共有すること。きっとそれができるから、それが好きだから、私はここに来るんです」
以下略
16
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/03/11(水) 17:21:35.02 ID:REE9KHnk0
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタッダーン
比奈「相変わらず凄い仕事量っスね……」
食い入るようにして画面を見つめ、M10マシンガンの如く打鍵を続けるPを見て、ぽつり、と漏らす。
以下略
17
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/03/11(水) 17:22:04.71 ID:REE9KHnk0
それは、小さな白い紙に文字が印刷された、何の変哲もない何枚かのカード。
比奈「書いてあるのは……」
以下略
18
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/03/11(水) 17:22:30.97 ID:REE9KHnk0
__数日後。都内某所
内海「それじゃああれから問題なくやってるんですね」
早苗「なによそれ。私が問題児みたい」
以下略
19
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/03/11(水) 17:23:01.36 ID:REE9KHnk0
__美術館
内海「一応、今日見てもらって思い出すことがなければ、話を伺うことはもうないと思います」
そう言われてPと頼子が呼び出されたのが、件の美術館だった。
以下略
20
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/03/11(水) 17:23:35.70 ID:REE9KHnk0
P「頼子……もう大丈夫なのか?」
歩きながら問いかける。
頼子「…何がですか?」
以下略
21
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/03/11(水) 17:24:27.13 ID:REE9KHnk0
湯川は階段を離れ、ホワイトボードへと向かう。
書かれた内容をすべて消し去り、真っ白なノートへと還元する。
以下略
22
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/03/11(水) 17:24:54.20 ID:REE9KHnk0
女性「すごい……」
内海「分かったんですか!?」
問いかけに、ペンを置いた湯川が答える。
以下略
23
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/03/11(水) 17:26:01.06 ID:REE9KHnk0
警備室にいた二人のもとに、内海と湯川が合流する。
内海「板は保管庫に置きました。これでいいんですか?」
湯川「問題ない。ちなみにその様子は見えたかい?」
以下略
24
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/03/11(水) 17:26:29.77 ID:REE9KHnk0
スクリーンに映し出された映像は分かりやすく、なおかつ見た人の興味を引くものだった。
チェックとは言っていたがその出来は文句のつけようのないすばらしいもので、もしかしたら当日二人が見ていたのも暇つぶしのために過ぎなかったのかもしれない。
内容は錯視に関するもの。寄り目にしたり、左目をつぶったり、あるいは遠くを見るようにしてスクリーンを見ることで、様々な錯視のトリックが楽しめた。
以下略
25
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/03/11(水) 17:27:01.17 ID:REE9KHnk0
湯川「実験は成功だ。解説は僕の研究室でする。その方が安心だ」
湯川が言う。
湯川「それからPさん、あなたの職場のアイドル達も、できれば研究室に集めてほしい」
以下略
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