2: ◆INjIt6nmxE[saga]
2015/03/14(土) 11:20:54.67 ID:9sIHVkvs0
「おっ・・今日はもう木星が見えとるやんな。」
「本当?意外と希って星に詳しいのね。」
「うちはよく星を見るからね。真姫ちゃんもやろ?」
「まあね。今の時期はちょうどオリオン座が見ごろよね。」
3: ◆INjIt6nmxE[saga]
2015/03/14(土) 11:22:05.42 ID:9sIHVkvs0
そういうわけで来たんだけど、結局ほかのみんなも忙しいみたいで来れなかったんだ。
うーん、残念。星座博士ならぬ真姫ちゃん先生が見れたのにね。ふふっ、もったいないにゃ。
「ふう、これで準備は完了ね。」
「望遠鏡って意外と準備するの大変なんだねー。凛、ちょっと疲れちゃったかも。」
4: ◆INjIt6nmxE[saga]
2015/03/14(土) 11:22:43.60 ID:9sIHVkvs0
真姫ちゃんのレクチャーも受けて、いよいよ凛達二人の天体観測開始だよ!夢中になりすぎて、あんまり遅くならないようにしなきゃね。
「おおーっ、あれが木星かー。変わった模様をしてるにゃ。」
「その模様は表面を覆うガスや氷、ちりで出来てるのよ。それと常に動き回ってるでしょ?」
「あっ本当だ!どうしてなの?」
5: ◆INjIt6nmxE[saga]
2015/03/14(土) 11:23:40.64 ID:9sIHVkvs0
「あの星がミ・・・ミゲルだよね?」
「それじゃ人の名前みたいじゃない。惜しいわ、リゲルよ。」
「ありゃ?そうだっけ。でも場所はあってるよね?」
「ええ、オリオンの左上がリゲル。よく覚えてるじゃない。」
「うん、授業でならったからね!凛も全部忘れてるわけじゃないにゃ。」
6: ◆INjIt6nmxE[saga]
2015/03/14(土) 11:24:25.93 ID:9sIHVkvs0
「そろそろ、お終いにしましょうか。明日もμ'sの練習はあることだし。風邪でもひいたら大変だわ。」
「もうそんな時間?・・本当だ、あと少しで10時だにゃ。」
真姫ちゃんの一言で、携帯を確認した凛はびっくりしちゃった!
楽しい時間はあっという間だね。気が付いたら、2時間もたってたなんて。
7: ◆INjIt6nmxE[saga]
2015/03/14(土) 11:25:04.09 ID:9sIHVkvs0
「・・ねえ凛、知ってる?星の輝きってね、おみやげなのよ。」
片づけも終わった時、ふいに真姫ちゃんが語りかけてくる。
「うん?それってどういうこと?」
8: ◆INjIt6nmxE[saga]
2015/03/14(土) 11:25:33.71 ID:9sIHVkvs0
真姫ちゃんが言ったことに、どきりと心臓が跳ねるような気がしたよ。
まさかここで、絵里ちゃん、にこちゃん、希ちゃんが出てくるって凛は思ってもいなかったから。
そっか、あと一か月なんだね。凛達が『μ's』でいられるのは・・・。時間って残酷だなぁ。
知らないうちに凛は、真姫ちゃんの手を握っていたよ。自分のためなのか、真姫ちゃんのためなのかはわからないけれど。
9: ◆INjIt6nmxE[saga]
2015/03/14(土) 11:31:12.08 ID:9sIHVkvs0
真姫ちゃんの趣味である、天体観測が生かされている描写を見たことがなかったので、つい衝動的に書いてしまいました。この二人で天体観測をするっていうと、スクフェス11月の星座編を思い出しますが、あえて時間をずらしています。文章を書くのは難しいものですね。ただ、これからも精力的に書いていきたいなと思います♪長くなりましたが、これにて失礼します。
10:名無しNIPPER[sage]
2015/03/14(土) 11:35:02.43 ID:du0nL3pv0
乙
11:名無しNIPPER[sage]
2015/03/14(土) 12:04:26.24 ID:hzpxedRb0
おつおつ
12:名無しNIPPER[sage]
2015/03/14(土) 12:07:57.03 ID:PW8jP4w6o
良かった
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