11:名無しNIPPER
2015/03/31(火) 22:33:29.71 ID:UayEtmuS0
 「聞こえなかった?嬉しいって言ったんだよ」 
  
 幻聴などではないらしい。 
 目の前の可愛い女の子が、俺が褒めたら嬉しいって言ってくれた。 
 あ、これラノベのタイトルにできそう。 
12:名無しNIPPER
2015/03/31(火) 22:34:10.31 ID:UayEtmuS0
 すっかり辺りも暗くなって、公園には俺と周子の二人だけだ。 
 ベンチに座って俯く周子が今どんな顔をしているのかよく見えなかった。 
 逆に、俺はどんな顔をすればいいのかわからなかった。 
  
 「ごめんな、周子…」 
13:名無しNIPPER
2015/03/31(火) 22:35:03.35 ID:UayEtmuS0
 どれくらい撫でていただろうか。徐に周子が俺の手を掴むと、 
  
 「Pさんの手…好き」 
  
 と呟いた。 
14:名無しNIPPER
2015/03/31(火) 22:35:42.51 ID:UayEtmuS0
 「色素の薄い髪が特徴的だったし、その、スタイルも良くて、声も可愛らしいよな」 
  
 「それだけ?あ、頭撫でててよ」 
  
 周子に掴まれてない左手で、ぎこちないながらも柔らかい髪を優しくなぞる。 
15:名無しNIPPER
2015/03/31(火) 22:38:02.77 ID:UayEtmuS0
 とは、ならなかった。 
 正確に言うと、複数のアイドルを抱える俺がその内の一人と付き合って、全員のプロデュースに支障が出ないわけがないので、なんとか寸前で踏み止まったのだ。 
 周子からは『意気地なし』となじられたが、こればかりは仕方が無い。 
 その代わり周子がトップアイドルになったら、俺からプロポーズすることで納得してもらった。 
 そして、今日も今日とて俺は周子にご飯をおごっている。 
16:名無しNIPPER[sage]
2015/03/31(火) 22:40:00.94 ID:/KWFpBqb0
 乙 
 しゅーこかわいい 
17:名無しNIPPER[sage]
2015/03/31(火) 23:38:14.93 ID:VM1ZUeuTo
 乙、もちろん>>1はガチャ回すよね 
18:名無しNIPPER[sage]
2015/03/31(火) 23:45:49.09 ID:Uviz/e+Oo
 ちょっと弱気なしゅーこも良いな 
19:名無しNIPPER[sage]
2015/04/01(水) 03:08:34.21 ID:4heoBbNo0
 >>1乙 
 やっぱりしゅーこは最高やで 
 というわけでガチャ回して選挙券買って投票しようか 
  
20:名無しNIPPER[sage]
2015/04/01(水) 08:16:50.72 ID:Ejd8GIe0O
 展開急すぎる気が 
 乙 
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