過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part12
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514: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2015/12/08(火) 00:56:53.56 ID:OBJgOl+No

「ふがいないピィさんに少しイラついてしまったので、ちょっとしたイタズラです♪」

「ちょっとしたどころの話じゃないよ!こんなの飲んだら口の中焼けただれて2メートルぐらい跳ね上がりますよ!!」

以下略



515: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2015/12/08(火) 00:57:38.91 ID:OBJgOl+No


***


以下略



516: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2015/12/08(火) 00:58:38.17 ID:OBJgOl+No

 『プロダクション』に多大な迷惑をかけたことなど、決していい思い出とは言わないがそれでもあの一日はアーニャにとっては重要な一日であったことには間違いない。
 あの日があったからこそ、今アーニャはヒーローを続けているのだ。

 だが今回の件で、アーニャはあまりにも無力であった。
以下略



517: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2015/12/08(火) 00:59:14.50 ID:OBJgOl+No

 アーニャにとっても『エトランゼ』は嫌いな場所ではない。
 みくや他の従業員とも会えるし、あの店の雰囲気をアーニャは気に入っている。
 居心地のいい場所であり、働いていても楽しい場所なのだが何かが違うとアーニャはたまに思うのだ。

以下略



518: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2015/12/08(火) 01:00:25.90 ID:OBJgOl+No

(……メロン味)

 緑色のガラス玉のようなそれを口に銜えながらアーニャは『エトランゼ』を訪れた理由をチーフに話す。

以下略



519: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2015/12/08(火) 01:01:02.50 ID:OBJgOl+No

「ダー……はい、アリガトウ、ございます」

 確かにアーニャは落ち込んではいる。
 ヒーロー活動を禁止されていることは、アーニャにとっての悩みであるかもしれないが、ここで話したところで何かが変わるわけではない。
以下略



520: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2015/12/08(火) 01:02:10.99 ID:OBJgOl+No

 エトランゼの更衣室へと入ると、目につくのは壁面に沿うように並べられたロッカーだ。
 一つ一つに名札がつけられているものの、ここで働いているもの全員でこの膨大なロッカーをすべて使いつぶすことはできないようだ。
 名札の付いていないロッカーもちらほらとみられ、チーフに至っては4つ分のロッカーを占有している始末である。

以下略



521: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2015/12/08(火) 01:02:52.09 ID:OBJgOl+No

「……ところで、どうしてそんな話を、していたの、ですか?」

 猫のくせに魚嫌いのみくが、魚のことを会話のネタにしていることは珍しい事であった。
 話の流れを掴めないアーニャはその点に疑問を抱く。
以下略



522: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2015/12/08(火) 01:03:38.71 ID:OBJgOl+No

「お前らいつまで漫才してる気だ!さっさと着替えてこい!」

 ぐだぐだと漫才をしていれば、更衣室の扉からチーフの声。
 それなりに店内は盛況な為、着替えに時間などかけていられないはずなのにいつまでも更衣室から出てこないからしびれを切らしたようであった。
以下略



523: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2015/12/08(火) 01:04:34.75 ID:OBJgOl+No

「そういえば……みくは今日、ジミ……ですね」

 いつものみくならば好きなようにかわいらしい服を着てくる。
 今日来ていた服が似合っていないというわけではないが、これまで見た服と比べるとかなり地味な服装であった。
以下略



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