過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part12
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557: ◆6J9WcYpFe2[sage saga]
2015/12/14(月) 00:37:42.87 ID:gR7gj4JF0
はぁとさんから憤怒の街へ行ける許可がもらえたという話を聞き、

諸々の準備を終えて憤怒の街へ入ることになった当日――

私とはぁとさんは憤怒の街へ続く、GDFの検問所の前にいました。
以下略



558: ◆6J9WcYpFe2[sage saga]
2015/12/14(月) 00:38:28.73 ID:gR7gj4JF0
「さて、ユウキちゃんに怒られちったし、今日の事について話そうか」

「いや、怒られたのあんたのせいだろ☆
ということはともかく、本当に大丈夫なのか?」

以下略



559: ◆6J9WcYpFe2[sage saga]
2015/12/14(月) 00:39:45.77 ID:gR7gj4JF0
憤怒の街内部、とある道路。

マンホールの蓋を開けて、中から出てくるメガネをかけた女性。

リンは検問の網をかいくぐって、内部に侵入していた。
以下略



560: ◆6J9WcYpFe2[sage saga]
2015/12/14(月) 00:40:28.44 ID:gR7gj4JF0
そうして踵を返すと、遠くに一人の少女の姿を見た。

「!?」

おかしい。リンは最初にそう思った。
以下略



561: ◆6J9WcYpFe2[sage saga]
2015/12/14(月) 00:41:14.91 ID:gR7gj4JF0
ポストマンさんの車で移動している中、私ははぁとさんに尋ねました。

「ところで、どうして憤怒の街と呼ばれているのでしょうかっ?」

「ああ、その前にユウキちゃんはカース……は知ってるよな?」
以下略



562: ◆6J9WcYpFe2[sage saga]
2015/12/14(月) 00:42:23.02 ID:gR7gj4JF0
「ところでユウキちゃん、その本はなんだ?」

「へっ? あっ、これですかっ? 私のスクラップブックですっ!」

そういって、さっきまで読んでいた本をはぁとさんに見せました。
以下略



563: ◆6J9WcYpFe2[sage saga]
2015/12/14(月) 00:43:43.49 ID:gR7gj4JF0
「ん? ポストマン、あれはなんだ?」

そうはぁとさんが指をさす先には、黒く長い髪の人が見えました。

その人はこちらの姿を見ると………一目散に逃げました。
以下略



564: ◆6J9WcYpFe2[sage saga]
2015/12/14(月) 00:45:23.83 ID:gR7gj4JF0
―――憤怒の街の端

その近くに、GDFが憤怒の街への駐屯地として使っている施設があった。

その施設の一角、いわゆる執務室と呼ばれる場所で、二人の男が向かい合って話をしていた。
以下略



565: ◆6J9WcYpFe2[sage saga]
2015/12/14(月) 00:46:08.56 ID:gR7gj4JF0
曰く―――

「あいつに銃を預けたら、最高の連射速度と引き換えに全く真っ直ぐ飛ばない銃になって帰ってきた」

「あいつに戦車の改造を任せたら、多脚の戦車になって帰ってきた」
以下略



566: ◆6J9WcYpFe2[sage saga]
2015/12/14(月) 00:48:02.03 ID:gR7gj4JF0
ここは憤怒の街。

一人の怒りの感情の末、多くの犠牲を払った嘆きの街。

その怒りは消えたか、あるいはまだ燻っているか。
以下略



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