過去ログ - 曙「素直になれない」
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20:名無しNIPPER
2015/04/11(土) 22:07:45.63 ID:gC6OIYV/0
そのあとも楽しい時間を過ごした。感動系の映画で思わず泣いてしまったことを陽炎にからかわれたり、ペットショップで犬や猫を見て癒された。



21:名無しNIPPER
2015/04/11(土) 22:08:15.91 ID:gC6OIYV/0
駅を降り、鎮守府へ戻るときも曙は上機嫌だった。緊張はしたけれど、陽炎と一日過ごせてとてもうれしかった。きっと、陽炎だってそう思ってくれているはずだ。

「ね、ねえ」

「ん?なーに曙?」
以下略



22:名無しNIPPER
2015/04/11(土) 22:08:45.71 ID:gC6OIYV/0
「前に不知火と来た時はね、ちょうど那珂ちゃんが来てたのよ!それで特設ステージでライブやってて、不知火とすごく盛り上がってね、それでね…」

「…なによそれ」

思った以上に大きい声が出た。
以下略



23:名無しNIPPER
2015/04/11(土) 22:09:15.76 ID:gC6OIYV/0
どのくらい走ったかわからない。曙はその場に膝を抱えて座り込んだ。

「馬っ鹿みたい…あたしだけ舞い上がっちゃって…」

自分だけが舞い上がってたのだ。陽炎に一人だけ誘われて、自分が陽炎の特別になったつもりだった。それでも、陽炎の心にはいつも不知火がいたのだ。
以下略



24:名無しNIPPER
2015/04/11(土) 22:09:44.39 ID:gC6OIYV/0
どれくらいたっただろうか。突然、温かい感触が曙を包んだ。知っている温かさだった。

「…ごめんね。別にあんたと不知火を比べていったわけじゃないのよ」

「うっ…ひぐっ…うるさいクソ陽炎っ」
以下略



25:名無しNIPPER
2015/04/11(土) 22:10:13.79 ID:gC6OIYV/0
「でもね、曙。あんたがわたしにいくらクソクソ言おうとも、わたしは、あんたのことが大好きよ」




以下略



26:名無しNIPPER
2015/04/11(土) 22:11:04.88 ID:gC6OIYV/0
「あたしをこんなのにしたのはあんたなんだからぁ…」

泪も、言葉も止まらなかった。

ぎゅっと、陽炎の腕に力がこもる。
以下略



27:名無しNIPPER
2015/04/11(土) 22:12:18.21 ID:gC6OIYV/0
そんなこんなで、あたしと陽炎の恋は始まった。

あたしたちは艦娘だから、きっとこの先のり超えなきゃいけない障害はいっぱいある。でもきっと大丈夫。あたしの陽炎は、世界一優しくて、世界一強い人なんだから。



28:名無しNIPPER
2015/04/11(土) 22:12:44.76 ID:gC6OIYV/0
「ねえ皐月―陽炎どこいったかしらないかしら?」

「鵬翔さんのお店に行くって言ってたよー。いいなあイチャイチャしちゃって」

「あげないからね」
以下略



29:名無しNIPPER
2015/04/11(土) 22:14:26.74 ID:gC6OIYV/0
終わりです。

かげぬいとかげぼのssもっと流行らせコラ!

近いうちにかげぬいかかげぼのssまた書きます。


30:名無しNIPPER[sage]
2015/04/11(土) 22:17:17.99 ID:eXhfvySDO
陽抜パロたぁ珍しい
乙でした


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