過去ログ - P「伊織か?」伊織「お兄様!?」 Re:
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24: ◆K6RctZ0jT.[saga]
2015/04/12(日) 00:12:16.08 ID:bOdoSl9s0
確か、そのぬいぐるみは小さい頃、俺が伊織にプレゼントしたものだ。

P「そうか、安心したよ。俺も伊織のこと家族として妹として、好きだ」

伊織「なんか面と向かって言われると恥ずかしいわね」

P「言うのも恥ずかしいだろ」

伊織「そうね……。でもやっぱりお兄様はもっと笑顔でいなきゃ」

P「心配し過ぎだ。お前らの笑顔が俺の笑顔だ。お前たちが充実して楽しく過ごしてたら俺だって頑張ってよかったって思えるんだから。あとちょっと頑張らせてくれ」

伊織「……無理はしないで」

最後の伊織の言葉は俺をいまいち信じ切れていない証拠。

それと踵を返すときの悲しそうな表情は写真のように俺の頭に記憶された。

P「さて、仕事仕事……」

それにしたって伊織はどうしてアイドルになろうと思ったのだろう。

よく考えたらほかの子に関しても同様だ。
俺は彼女たちがアイドルを始める動機を知らない。

今まで俺のイメージで彼女たちに合いそうな仕事を割り振っていたが、どうにも上手くいかないのはそういうことだったのか。

P「向き合ってないのか俺は?」

これじゃ伊織も不安になるわけだ。さっき言ったように俺の笑顔が減るのはみんなの笑顔が減るからだ。

自分に必死で周りが見えてねーな。

ちょっと面談でもやってみるか……。

思い立ったが吉日。翌日から話を聞くことにしてみた。



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