31: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/15(水) 17:57:46.99 ID:AZadxHiw0
死神「…っぶねええぇぇっ!!」ドサッ
見習い「きゃっ!?」
床に転げ落ちるかと思いきや、そうなる前に受け止められた。
32: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/15(水) 17:58:21.81 ID:AZadxHiw0
見習い「す、すびばせっ、ありがとござっ」ワタワタ
死神「おい?どうし…」
見習い「――っ!」
33: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/15(水) 17:59:17.22 ID:AZadxHiw0
死神「まぁ、何となくそんな気はしてたけどなァ。ずっと俺の方見ようともしないし」
見習い「し、失礼しましたっ!自分ではそんなつもりは…」
死神「…でもそういう子ほどいじめたくなっちゃうよな〜イッヒッヒ」ジリジリ
34: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/15(水) 17:59:44.58 ID:AZadxHiw0
見習い「と、ところで死神さん」
死神「ん?」
掃除をして、一緒にいることに少し慣れた頃、私は疑問があって声をかけた。
35: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/15(水) 18:00:51.43 ID:AZadxHiw0
死神「見習いちゃんも魔法使えるなら、魔法で掃除すりゃ楽なんじゃねぇ?」
見習い「わ、私は…」
死神「?」
36: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/15(水) 18:01:27.26 ID:AZadxHiw0
見習い「本当に大丈夫ですか…?」
死神「お、おう」
死神さんに言われて、庭に生えている1本の木に案内した。
37: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/15(水) 18:02:03.90 ID:AZadxHiw0
死神「じゃ、いくぞー」ブルブル
死神さんはガチガチになりながら、ホウキで木の枝を払い始めた。
ポトポトと毛虫は落ちてくる。
38: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/15(水) 18:02:51.52 ID:AZadxHiw0
死神「あ、ひいぃ…」
自分に迫ってきた毛虫を認識すると同時、死神さんは腰を抜かしてそこに座り込んでいた。
だけど毛虫は死神さんに直撃することなく、宙にふわふわ浮いていた。
39: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/15(水) 18:03:23.91 ID:AZadxHiw0
死神「あぁもう腹たつー!!克服できねぇだと、ナメやがってええぇ!!」
見習い「ひぃ!?」ビクッ
死神「あ、ごめん」
40: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/15(水) 18:03:53.64 ID:AZadxHiw0
魔女「ほう、苦手を克服するか」
死神「おう、絶対見返してやっからな!」
夕食の席で早速その話になった。
41: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/04/15(水) 18:08:54.92 ID:AZadxHiw0
今日はここまで。
皆さん乙レスありがとうございます。
今回の漫画です。
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