過去ログ - 京太郎「その片思いは八方塞がり」
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24: ◆3j.5pj2xjQ[saga]
2015/05/04(月) 22:23:56.15 ID:s9vbQZelo
「臼沢……塞……?」
「うん?」
25: ◆3j.5pj2xjQ[saga]
2015/05/04(月) 22:25:59.64 ID:s9vbQZelo
「まさか清澄の部員だったとはね……」
「ホント、偶然ってあるもんですね」
26: ◆3j.5pj2xjQ[saga]
2015/05/04(月) 22:28:58.26 ID:s9vbQZelo
年上の女性、それもなかなかの美人と二人きりで観光というのはこれまでデートの一つもして来なかった俺にとってはかなり刺激的な体験だった。移動中も塞さんの見せるふとした仕草の一つ一つにドキリとさせられる。
今思えば俺は既にこの時には自分に楽しげに笑いかける年上の少女の笑顔の虜になっていたのかもしれない。
27: ◆3j.5pj2xjQ[saga]
2015/05/04(月) 22:30:45.65 ID:s9vbQZelo
「……スカイツリーに居ると思うよ」
「別行動なんですか?」
28: ◆3j.5pj2xjQ[saga]
2015/05/04(月) 22:35:24.45 ID:s9vbQZelo
短いですがここまで、次回は塞さんとの浅草デートということでー
29:名無しNIPPER[sage]
2015/05/04(月) 23:01:24.86 ID:9OG8wltc0
乙ですー
浅草観光は見る場所が多いね
30:名無しNIPPER[sage]
2015/05/04(月) 23:05:11.96 ID:/r46574h0
おつですー
31:名無しNIPPER[sage]
2015/05/05(火) 07:20:11.05 ID:zDWq3gDjo
おつー
32: ◆3j.5pj2xjQ[saga]
2015/05/09(土) 21:42:06.55 ID:NDnGFJD7o
「あ、雷門!」
隣を歩いていた塞さんはそう言って赤い提灯を指さすとこちらを見て嬉しそうに笑った。その無邪気な笑顔についつい頬を緩ませながら「そうですね」と相槌を打つ。
33: ◆3j.5pj2xjQ[saga]
2015/05/09(土) 21:46:45.35 ID:NDnGFJD7o
「買わないんですか?」
「んー、まだ考え中かなぁ」
34: ◆3j.5pj2xjQ[saga]
2015/05/09(土) 21:50:39.36 ID:NDnGFJD7o
気不味い沈黙が訪れる中どうしたものかと考えていると塞さんが徐ろに扇子を手に取った。
「そ、そんなに言うなら……買って……みようかな」
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