過去ログ - そして由比ヶ浜結衣は決意する
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21:名無しNIPPER[sage]
2015/05/16(土) 00:16:39.08 ID:YB8X8kDGo
十年振りにSS書くようなやつが>>1みたいな前書きするわけないんだよなあ……


22:名無しNIPPER[sage]
2015/05/16(土) 02:14:54.35 ID:K5jGKhkrO
10年前ってホームページに小説あげるのが主流だからなぁ

そこらへんは気にしないから完結させて欲しい


23:名無しNIPPER[sage]
2015/05/16(土) 14:33:36.20 ID:IeAjLwx30
ガハマさん vs いろはす とか超俺得なスレだ、続きも期待


24:名無しNIPPER
2015/05/18(月) 20:13:22.42 ID:0jEEJApC0
遅れました投下します。


25:あざとい ◆05Ai05VQ.M
2015/05/18(月) 20:14:17.45 ID:0jEEJApC0
3月に差し掛かり、いよいよ春休みを目前に控えていたある日。
部室には、いつも通り、文字列を読んでいる俺、ハードカバーをペラペラとめくる雪ノ下、スマホを弄る由比ヶ浜……まぁいつも通りの光景が広がっていた訳だが……。

どうも様子がおかしい奴が一人紛れ込んでいた。

以下略



26:あざとい ◆05Ai05VQ.M
2015/05/18(月) 20:15:53.57 ID:0jEEJApC0
「由比ヶ浜さん、何であの腐った目をした男を見ながらニヤニヤしているのかしら? 」

「え……いや、ひ、ヒッキーの顔が面白いからニヤニヤしてるだけだし! 」

由比ヶ浜さん、今の酷く傷ついたんですけど。いくら訓練されてるとはいえ、心はあるんですよ由比ヶ浜さん?
以下略



27:あざとい ◆05Ai05VQ.M
2015/05/18(月) 20:17:00.93 ID:0jEEJApC0
彼女が、なんで機嫌が良いのかは俺は知らんし、知っていたとしても多分、俺には関係のない事だと思う。あいつの機嫌が良くなることなんて、ここ二、三日した覚えもないし、目撃もしていない。
そもそも、由比ヶ浜が機嫌の良くなる事って何なんだろうな……そんな至極どうでもいい事を考えていると、コンコンとノックの後、年季の入ったドアが開く。

入って来たのは、この部活に、9割9分9厘の確率で厄介事を持ち込んでくる、小悪魔疫病神こと、一色いろはだ。

以下略



28:あざとい ◆05Ai05VQ.M
2015/05/18(月) 20:21:12.65 ID:0jEEJApC0
皆と簡単な挨拶を済ませ、もはや一色の定位置とも言える場所にパイプ椅子を広げる。
それから由比ヶ浜と生徒会の愚痴や葉山グループの話など、俺の人生にとっては一変の価値もない会話をしていた。

最早部員の貫禄がある一色から、文字列の集合体へと再び視線を戻そうとした時……一色は小悪魔フェイスを作り、超いい笑顔で何か言いだした。

以下略



29:あざとい ◆05Ai05VQ.M
2015/05/18(月) 20:22:24.47 ID:0jEEJApC0
「ひ、ひ、ヒッキーと温泉旅行なんて、い、行くわけないし! や、やだなぁ、いろはちゃん」

あはは、と笑いながら胸の前で小さく手を振り否定する由比ヶ浜。あからさまに怪しいから。

「そうなんですか? てっきり最近の結衣先輩の上機嫌な理由は、先輩と温泉旅行に行けるからと思ったんですけど」
以下略



30:あざとい ◆05Ai05VQ.M
2015/05/18(月) 20:23:24.34 ID:0jEEJApC0
先生、人の休みをなんだと思ってやがる。いつから生徒会の社畜奴隷と化したんだ俺は。
奉仕部じゃなくて、社畜部じゃねーか。
制服の袖をつまみながら、上目遣いで死刑宣告を告げる小悪魔。マジ悪魔。

「その……今回は単純肉体労働が主なんでー、奉仕部に依頼という形じゃ無くて先輩個人の依頼でお願いしたいなと……」
以下略



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