過去ログ - CoP「羅生門」
1- 20
8:名無しNIPPER[sage]
2015/05/16(土) 22:02:41.32 ID:QgvMqQiqO
>>4
ちゃんと読んでる…のか?


9:名無しNIPPER
2015/05/16(土) 22:05:55.03 ID:9uVkpaBD0
 CoPには、勿論、何故CuPが死人の髪の毛を抜くかわからなかった。従って、合理的には、それを善悪のいずれに片づけてよいか知らなかった。しかし下人にとっては、この雨の夜に、この羅生門の上で、死人の髪の毛を抜くと云う事が、それだけで既に許すべからざる悪であった。勿論、下人は、さっきまで自分が、盗人になる気でいた事なぞは、とうに忘れていたのである。

 そこで、CoPは、両足に力を入れて、いきなり、梯子から上へ飛び上った。そうして蒼穹の剣に手をかけながら、大股にCuPの前へ歩みよった。CuPが驚いたのは云うまでもない。

 CuPは、一目CoPを見ると、まるで弩にでも弾かれたように、飛び上った。
以下略



10:名無しNIPPER
2015/05/16(土) 22:18:35.91 ID:9uVkpaBD0
「何をしていた。云え。云わぬと、これだぞよ。」

 CoPは、CuPをつき放すと、いきなり、剣の鞘を払って、蒼い鋼の色をその眼の前へつきつけた。けれども、CuPは黙っている。両手をわなわなふるわせて、肩で息を切りながら、眼を、眼球がまぶたの外へ出そうになるほど、見開いて、唖のように執拗ねく黙っている。これを見ると、CoPは始めて明白にこのCuPの生死が、全然、自分の意志に支配されていると云う事を意識した。そうしてこの意識は、今までけわしく燃えていた憎悪の心を、いつの間にか冷ましてしまった。後あとに残ったのは、ただ、ある仕事をして、それが円満に成就した時の、安らかな得意と満足とがあるばかりである。そこで、CoPは、CuPを見下しながら、少し声を柔らげてこう云った。

「己はアイマス検非違使の庁の役人などではない。今し方この門の下を通りかかった旅の者だ。だからお前に縄をかけて、どうしようと云うような事はない。ただ、今時分この門の上で、何をして居たのだか、それを己に話しさえすればいいのだ。」
以下略



11:名無しNIPPER
2015/05/16(土) 22:29:37.80 ID:9uVkpaBD0
 CoPは、CuPの答が存外、平凡なのに失望した。そうして失望すると同時に、また前の憎悪が、冷やかな侮蔑と一しょに、心の中へはいって来た。すると、その気色が、先方へも通じたのであろう。CuPは、片手に、まだ死骸の頭から奪った短い抜け毛を持ったなり、蟇のつぶやくような声で、口ごもりながら、こんな事を云った。

「成程な、PaPの髪の毛を抜くと云う事は、何ぼう悪い事かも知れぬ。じゃが、ここにいる死人どもは、皆、そのくらいな事を、されてもいいPばかりだぞよ。現在、わしが今、髪を抜いたPaPなどはな、非MMのSRを、MM特訓だと云うて、アニメ新参へ売りに往いんだわ。フェスにかかって死ななんだら、今でも売りに往んでいた事であろ。それもよ、このPの売るアイドルは、値が安いと云うて、新規どもが、欠かさずフロントに買っていたそうな。わしは、このハゲのした事が悪いとは思うていぬ。せねば、爆死をするのじゃて、仕方がなくした事であろ。されば、今また、わしのしていた事も悪い事とは思わぬぞよ。これとてもやはりせねば、爆死をするじゃて、仕方がなくする事じゃわいの。じゃて、その仕方がない事を、よく知っていたこのPは、大方わしのする事も大目に見てくれるであろ。」

 CuPは、大体こんな意味の事を云った。
以下略



12:名無しNIPPER
2015/05/16(土) 22:34:30.88 ID:9uVkpaBD0
「きっと、そうか。」

 CuPの話が完ると、CoPは嘲るような声で念を押した。そうして、一足前へ出ると、不意に右の手を面皰から離して、CuPの襟上をつかみながら、噛みつくようにこう云った。

「では、己が引剥をしようと恨むまいな。己もそうしなければ、爆死をする体なのだ。」
以下略



13:名無しNIPPER[sage]
2015/05/17(日) 14:23:19.93 ID:a0XhLZzjO
ほぼ引用じゃ評価出来んよなぁ


13Res/13.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice