過去ログ - 京介「別れよう」 あやせ「え……」
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390:名無しNIPPER[saga]
2015/06/08(月) 20:13:20.44 ID:4o0aNazTo

黒猫「そんなに難しい話でもないでしょう? 一日に二軒回れば良いだけではないかしら」

京介「なるほど。一日に一人って限定する必要は無いか。それなら六人で週三日……。ふむ」

以下略



391:名無しNIPPER[saga]
2015/06/08(月) 20:14:40.68 ID:4o0aNazTo


俺が短期の家庭教師をする事については、概ね問題無く受け入れられた。

あやせの親は、俺が桐乃の兄だという事で信頼してくれた。お袋からは値切られた。黒猫の家は、なぜか日向ちゃんや珠希ちゃんが後押ししてくれた。加奈子が勉強する気になったと、姉の彼方さんは諸手を上げて賛成してくれた。沙織も、香織さんが適当ながら喜んでくれた。ブリジットの親とは英会話になるので、意志を疎通させるのが大変だった。
以下略



392:名無しNIPPER[saga]
2015/06/08(月) 20:15:59.13 ID:4o0aNazTo



そんなこんなで時間は流れて行き、ホワイトデーのお返しを何にしようか考えていた時に俺は気付いてしまった。

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393:名無しNIPPER[saga]
2015/06/08(月) 20:16:59.70 ID:4o0aNazTo

京介「お金が無い」

櫻井「はれ? そのためにバイトしてたんでしょ? みんなとデートする時間を潰してまでさ」

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394:名無しNIPPER[saga]
2015/06/08(月) 20:17:50.46 ID:4o0aNazTo

京介「お前さっきからうるさいぞ! 全然決まらねえ!」

櫻井「でもコンパオンは無いよ〜。大体、ホワイトデーのお返しなんて適当で良いってさおりんも言ってたじゃん」

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395:名無しNIPPER[saga]
2015/06/08(月) 20:18:58.09 ID:4o0aNazTo


そしてホワイトデー直近の日曜日。

京介「みんな悪い、バイト代が間に合わないので、こんな物しか用意出来なかった」
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396:名無しNIPPER[saga]
2015/06/08(月) 20:20:04.88 ID:4o0aNazTo

沙織「しかし京介氏、この封筒は見たところ全く同じ物を使用しておりますが、これはもしかして」

京介「そうさ! 中身が分からないままみんなに選んで貰う、これは運試しだ!」

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397:名無しNIPPER[saga]
2015/06/08(月) 20:21:18.82 ID:4o0aNazTo


京介「悪い、待たせたな」

櫻井「ホントだよ。デートで彼女を待たせておいて遅刻なんて減点対象だよ!」
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398:名無しNIPPER[saga]
2015/06/08(月) 20:22:49.16 ID:4o0aNazTo


秋美「行きたい所はたくさんあるんだ〜。ショッピングでしょ! 映画館でしょ! あとレストランとかカフェも良いよね!」

京介「お前にしちゃ随分普通だな。もっと奇抜な物を考えてるかと思ってたよ」
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399:名無しNIPPER[saga]
2015/06/08(月) 20:24:08.31 ID:4o0aNazTo


秋美とは様々な店を見て回った。映画は観なかった。曰く「二時間もスクリーン観てるくらいなら、その時間で京介とお喋りしたいなっ!」だとさ。まったく可愛い事を言ってくれる。

昼食は俺の予算に合わせてファストフードだ。
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400:名無しNIPPER[saga]
2015/06/08(月) 20:25:40.02 ID:4o0aNazTo


秋美「ここがあたしの部屋だよ。さ、入って入って!」

なぜだか断る気になれなかった俺は、結局秋美の押しに負けて彼女の家にやって来てしまった。
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