過去ログ - 艦隊これくしょん 〜艦これ〜  Bright:金剛
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79: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/06/27(土) 00:16:35.79 ID:qAe6cnL50


「あっ、祥鳳お姉ちゃんだ!」

「おかえりなさい」
以下略



80: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/06/27(土) 00:17:34.70 ID:qAe6cnL50

「だーめ。どうせあなた達、大鯨にわがまま言って好きなモノばっかり食べさせてもらってたんでしょ? 成長期なんだから、好き嫌いしないの」

「そんなことないもん! ちゃんと野菜も魚もたくさん食べてたよ! ねぇ、大鯨お姉ちゃん?」

以下略



81: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/06/27(土) 00:18:23.34 ID:qAe6cnL50


「金剛さん達は、夕飯は和食で大丈夫でしたか?」

「No problem! 問題ありまセーン!」
以下略



82: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/06/27(土) 00:20:18.74 ID:qAe6cnL50


その翌日の午後、金剛は親交を深めようとティータイムに祥鳳を誘おうとした。だが、彼女の姿はどこにも見られなかった。

鎮守府中を回って探そうと考えていると、執務室から祥鳳の声が聞こえた。
以下略



83: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/06/27(土) 00:21:59.89 ID:qAe6cnL50

だが、彼女達の自信はすぐさま祥鳳の怒鳴り声にかき消されてしまった。

「あなた達は何もわかってない! どれだけ深海棲艦との戦いが怖くて危険なのか・・・!」

以下略



84: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/06/27(土) 00:23:59.05 ID:qAe6cnL50


執務室を出た後、祥鳳は屋上の窓で佇んでいた。

気分が沈んだ時いつもここで佇むのが彼女の癖だった。いつもならばここから見える静かな海や山が疲れた彼女の心を癒すのだが、今回はいくら景色を見ても気は晴れなかった。
以下略



85: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/06/27(土) 00:25:33.17 ID:qAe6cnL50

「祥鳳。Worryな気持ちはわかりますけど、少しはThunder girlsのこと、Beleiveしても良いと思いマース・・・」

「いい加減にして!」

以下略



86: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/06/27(土) 00:27:48.57 ID:qAe6cnL50

「祥鳳が心配する気持ちも分かるけど、私達が守ってあげればNo problemね!」

「それでも、万が一のことがあったらどうするんです? 轟沈したら、死んだら始末書なんかじゃ解決しないんですよ!」

以下略



87: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/06/27(土) 00:28:26.49 ID:qAe6cnL50


祥鳳は部屋で体育座りをして、扉に背をくっつけ一人で沈んでいた。

「なんでみんなわかってくれないの・・・?」
以下略



88: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/06/27(土) 00:30:13.96 ID:qAe6cnL50

「祥鳳さん。お姉様の言うこと、簡単に受け入れられないのも分かります。ちょっと変なところもありますからね」

祥鳳は何も答えなかった。

以下略



89: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/06/27(土) 00:31:10.25 ID:qAe6cnL50


その頃、雷と電は二人揃って夕方の港を散歩していた。夕陽は既に水平線の彼方へと沈もうとしていた。

「祥鳳お姉ちゃん、何もあんなに怒ったの初めて見たのです」
以下略



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