219:名無しNIPPER[saga]
2015/09/07(月) 00:31:10.72 ID://ZnO+3Y0
如月「番頭さん」
これからの事に思考を移そうとした所で、如月ちゃんが声をかけてきた。
220:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 00:32:14.57 ID://ZnO+3Y0
・・・
瑞鳳「……なるほど」
221:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 00:33:17.26 ID://ZnO+3Y0
「巻き込むの?」
僕の言葉に如月ちゃんは見せていた笑みを引っ込め、変わりに瞳に迷いの色を滲ませた。
222:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 00:35:25.16 ID://ZnO+3Y0
待ち切れかねた摩耶ちゃんを抑えじっと如月ちゃんの答えを待つ。
大人しかった僕がいきなりそんな事いうものだから、摩耶ちゃんは少し戸惑っているようだ。
摩耶ちゃんには悪いけど、僕には如月ちゃんの答えを待つしかできない。
223:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 00:36:04.19 ID://ZnO+3Y0
・・・
如月ちゃんが瑞鳳さんの笑顔に頷くと、僕の手を握った事情、つまり、僕が駆逐隊の人間関係の改善に協力する事になった経緯を如月ちゃんは話し始めた。
224:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 00:37:25.73 ID://ZnO+3Y0
如月「……いいんですか?」
瑞鳳「勿論。私も如月ちゃんたちを見てきて、どうにかしたいって思ってたから……」
如月「でも、これは私達の問題で、瑞鳳さん達には迷惑を……」
225:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 00:39:34.44 ID://ZnO+3Y0
矢矧「それで、協力するのはいいけどどうするかは見当ついてるの?」
如月ちゃんが落ち着いたところで、矢矧さんが前に腕を組み、首を傾げる。
226:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 00:40:36.20 ID://ZnO+3Y0
矢矧「でも、嫌いじゃないわ。そういう人」
人間としてね、と付け加えてまた矢矧さんは笑った。
227:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 00:43:52.44 ID://ZnO+3Y0
以下略。
多分矢矧さんが飽きるまであれは続くだろうなぁ。南無南無。
そんな中、瑞鳳さんは諦めたように二人を見守っていた。
228:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 00:44:37.30 ID://ZnO+3Y0
瑞鳳さんの提案は僕をはっとさせた。
皆で考える。そういう手もあったのかと。
それは至極当たり前のことで、最初に行き着いてもいい様な事だ。
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