過去ログ - 博士「目覚めるのだ・・・わが子達よ・・・ゴホッゴボ」
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11:名無しNIPPER[sage]
2015/06/01(月) 21:02:15.25 ID:w9TADSXxO
これは良作の予感……期待


12:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 21:36:19.37 ID:Bqbo4Ymx0
研究所から博士の家まではそう遠くは無かった。すでにデータが頭のなかに入っており、道に迷うことはなかった
どうやら研究所は山の中の洞窟にあったらしく、人に見つからないように出来ていたようだ。
木々が生い茂った森のなかに建つ小さな家には明かりが灯っており、時折動く影が見えた

博士の住んでいた家に着くと、そこにはフリーズとエラーがちゃぶ台を囲んで座っていた
以下略



13:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 21:42:19.72 ID:Bqbo4Ymx0
ヒートもそのことを話そうと思っていた
色々と頭のなかにはデータ、記憶のようなものがあり、それが必要なときに瞬時に出てくる
しかし、実際自分の頭の中にどれだけのデータが有り、何を記憶して、何を思い出せていないのか
そのことが分からなかった。

以下略



14:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 21:56:31.96 ID:Bqbo4Ymx0
ヒート「ふむ、エラーの言うことも一理ある、だがなんで父さんは俺達にその事を教えなかった?これから復讐をしろというのにだ。」

フリーズ「そうね、考えられる事としては、情報漏洩を防ぐためというのがあるわ」

ヒート「なるほどな、何者かに知られて、計画を阻まれては元も子もない」
以下略



15:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 22:04:31.23 ID:Bqbo4Ymx0
フリーズ「なにやってるのよ!!」

火を座布団で叩くことでなんとか消したフリーズは怒りの声を上げた
座布団で強く叩かれた、ヒートは、腰を折り曲げるように地面に突っ伏していた

以下略



16:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 22:20:53.95 ID:Bqbo4Ymx0
赤い姿のロボット 名前をオーバーヒートと言う

その姿は西洋の甲冑のようなデザインで、燃える炎をイメージした角飾りと、カラーリングになっている
胸の装甲の一部が排気口の役割になっており?、感情が高ぶると、そこから発火した火が吹き出す仕組みになっているが
意図してそう作られているかは不明。
以下略



17:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 22:28:21.02 ID:Bqbo4Ymx0
朝の日差しを探知すると、ヒートはスリープ状態から立ち上がった。
直ぐにシステムを回復させると、昨日のことを思い返す。

この家には父さんが暮らしており、ここで生活をしてたのだと感傷にふけっていると
フリーズが目を覚ました
以下略



18:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 22:35:42.93 ID:Bqbo4Ymx0
ちゃぶ台を囲み、3体は再び今後について話し合った

まず、研究所を掘り返す
同時進行で人間とは何かを学ぶ
そして博士の遺志を継ぐため、人間に復讐をするという計画を建てるということだった
以下略



19:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 22:41:47.87 ID:Bqbo4Ymx0
昨日の二の舞いは踏まないように今度は自分の旨を抑えながら
ヒートは喋った

ヒート「なんで俺一人で研究所を掘り返すんだよ!!お前達も手伝え!」

以下略



20:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 22:57:08.41 ID:Bqbo4Ymx0
研究所の入り口に着くと、その薄暗さに驚いた

ヒート「はぇぇーこりゃあ、こんなところに研究所があるなんて思わなんだな」

洞窟の中に作られた研究所はその扉さえ残ってはいたが、扉から先は完全に埋もれていた
以下略



21:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 23:04:08.31 ID:Bqbo4Ymx0
後ろからエラーの声が聞こえてきた
ヒートは振り返ることもなく、作業を続けながら返事をした
エラーはヒートの背中に語りかけた

エラー「人間の街って凄いんだよ!まずね、人間がいっぱいいるの!」
以下略



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