過去ログ - 博士「目覚めるのだ・・・わが子達よ・・・ゴホッゴボ」
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15:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 22:04:31.23 ID:Bqbo4Ymx0
フリーズ「なにやってるのよ!!」

火を座布団で叩くことでなんとか消したフリーズは怒りの声を上げた
座布団で強く叩かれた、ヒートは、腰を折り曲げるように地面に突っ伏していた

以下略



16:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 22:20:53.95 ID:Bqbo4Ymx0
赤い姿のロボット 名前をオーバーヒートと言う

その姿は西洋の甲冑のようなデザインで、燃える炎をイメージした角飾りと、カラーリングになっている
胸の装甲の一部が排気口の役割になっており?、感情が高ぶると、そこから発火した火が吹き出す仕組みになっているが
意図してそう作られているかは不明。
以下略



17:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 22:28:21.02 ID:Bqbo4Ymx0
朝の日差しを探知すると、ヒートはスリープ状態から立ち上がった。
直ぐにシステムを回復させると、昨日のことを思い返す。

この家には父さんが暮らしており、ここで生活をしてたのだと感傷にふけっていると
フリーズが目を覚ました
以下略



18:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 22:35:42.93 ID:Bqbo4Ymx0
ちゃぶ台を囲み、3体は再び今後について話し合った

まず、研究所を掘り返す
同時進行で人間とは何かを学ぶ
そして博士の遺志を継ぐため、人間に復讐をするという計画を建てるということだった
以下略



19:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 22:41:47.87 ID:Bqbo4Ymx0
昨日の二の舞いは踏まないように今度は自分の旨を抑えながら
ヒートは喋った

ヒート「なんで俺一人で研究所を掘り返すんだよ!!お前達も手伝え!」

以下略



20:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 22:57:08.41 ID:Bqbo4Ymx0
研究所の入り口に着くと、その薄暗さに驚いた

ヒート「はぇぇーこりゃあ、こんなところに研究所があるなんて思わなんだな」

洞窟の中に作られた研究所はその扉さえ残ってはいたが、扉から先は完全に埋もれていた
以下略



21:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 23:04:08.31 ID:Bqbo4Ymx0
後ろからエラーの声が聞こえてきた
ヒートは振り返ることもなく、作業を続けながら返事をした
エラーはヒートの背中に語りかけた

エラー「人間の街って凄いんだよ!まずね、人間がいっぱいいるの!」
以下略



22:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 23:13:13.92 ID:Bqbo4Ymx0
ヒートは胸の煙を鎮めるとツルハシを投げ捨て「俺も行く」と言わんばかりの勢いで
エラーに向き直った

ヒート「おい!エラー、街の場所はど、どこだ?どこだエラー!おい!エラー!!どこに居る?」

以下略



23:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 23:21:53.02 ID:Bqbo4Ymx0
ヒート「よし!さっそく街へ行くとしよう!」

ヒートがその場でくるりと回り、洞窟を出ようとした時、エラーが言った

エラー「ねえ、ヒート、全然姿変わってないよー」
以下略



24:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 23:29:19.35 ID:Bqbo4Ymx0
エラー「ヒートがそこまで落ち込むなんて、ねえねえ、悲しいのー?」

ヒート「うるさいよ、殴るぞ」

エラー「いいよ殴って!落ち込んでるヒートがそれでいつものヒートに戻るなら僕は殴られるよー!」
以下略



25:名無しNIPPER
2015/06/01(月) 23:39:51.51 ID:Bqbo4Ymx0
フリーズが帰らなくなって、3日目の朝

その日のヒートの苛立は最高潮に達していた
噴き上げる炎の火柱に、家の中ではなく、昨日の晩から洞窟で過ごしていた
気持ちをなだめようともしたが、どうにも収まらず、ヒートはずっと洞窟で
以下略



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