過去ログ - めぐり「比企谷くん、バレンタインデーって知ってる?」八幡「はい?」
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589: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:43:06.38 ID:OFktixYeo
戸塚「文化祭も、体育祭も、バレンタインの時も、卒業式も、八幡はすっごい頑張ってたって言われてたし」

八幡「それを蒸し返すのはやめてくれ……」

ふふっと悪戯っぽく笑う戸塚は天使だけでなく小悪魔めいているようにも感じた。天使と悪魔の両面を兼ね揃えてるとかマジで白と黒が組み合わさり最強に見える。
以下略



590: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:45:00.35 ID:OFktixYeo
三浦「隼人は、このあとどうするん?」

葉山「この後はサッカー部の先輩の送迎会だな。だから悪いけど、今日はパスだな」

戸部「っべーわ、最後だからってぜってー色々言われるわー……」
以下略



591: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:46:44.28 ID:OFktixYeo
あの後、葉山と三浦の二人に何があったのかは知らない。興味もないし、知ろうとも思っていない。そもそも普段俺は葉山たちと関わること自体が稀なのだ、奴らの恋愛事情なんざ知るわけがない。

俺でも知っていることといえば、葉山の卒業後の進路が留学だと知れ渡った時には二年生中で噂になった程度だ。まぁ俺は噂話をするような相手はいないので、ソースは盗み聞きなのだが。

だがまぁ、由比ヶ浜の言葉の節々から察するに──まぁ、色々あったのだろう。きっと、悪くない意味で何かが、きっと。
以下略



592: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:48:01.54 ID:OFktixYeo
FROM 城廻めぐり

TITLE この後会えますか?


以下略



593: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:49:32.80 ID:OFktixYeo


   ×  ×  ×


以下略



594: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:52:15.11 ID:OFktixYeo


   ×  ×  ×


以下略



595: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:53:04.29 ID:OFktixYeo
平塚「しかしその前に、君のことが気になってね」

なんでやねん。

思わず心の中で関西弁を使って突っ込んでしまった。
以下略



596: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:53:31.32 ID:OFktixYeo
が、当然俺に王の力など備わっているわけもないので、平塚先生がいきなりその視線を逸らしてくれるようなこともなく、そしてにやけた笑みを崩さないまま俺のことを見つめてきた。

平塚「まったく、お熱いことだな。ええ? まさか卒業式で惚気られるとは思ってもみなかったぞ」

八幡「あれには俺も驚いたんすよね……」
以下略



597: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:54:20.07 ID:OFktixYeo
俺の何が変わったというのか。訳の分からないその言葉になんと返せばいいか思案していると、平塚先生の手が俺の肩の上に置かれた。先ほどより平塚先生との距離が縮まったように感じる。

平塚「あれだけ捻くれた孤独体質を持っていた君が、そう楽しそうに彼女について語るようになるとはな。驚かずにはいられないよ」

そんなに楽しそうにしていただろうか。むしろ、やや呆れたくらいのトーンで話をしていたつもりだったのだが。
以下略



598: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:55:06.92 ID:OFktixYeo
平塚「しかし、私は君なら出来ると信じていたよ」

八幡「……それはどうも」

バレンタインデーの前日準備の時に、信じていると言われた時の事を思い出す。
以下略



599: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:55:35.27 ID:OFktixYeo
平塚「おっと、これ以上城廻との時間を奪っては怒られてしまうな。私も馬には蹴られたくないし、退散することにしよう」

八幡「あっ、はい……」

正直に言ってこの先生、馬に蹴られたどころでは死なないだろうし、なんなら馬すら殴り倒せそうに感じる今日この頃です。
以下略



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