過去ログ - めぐり「比企谷くん、バレンタインデーって知ってる?」八幡「はい?」
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593: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:49:32.80 ID:OFktixYeo


   ×  ×  ×


以下略



594: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:52:15.11 ID:OFktixYeo


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以下略



595: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:53:04.29 ID:OFktixYeo
平塚「しかしその前に、君のことが気になってね」

なんでやねん。

思わず心の中で関西弁を使って突っ込んでしまった。
以下略



596: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:53:31.32 ID:OFktixYeo
が、当然俺に王の力など備わっているわけもないので、平塚先生がいきなりその視線を逸らしてくれるようなこともなく、そしてにやけた笑みを崩さないまま俺のことを見つめてきた。

平塚「まったく、お熱いことだな。ええ? まさか卒業式で惚気られるとは思ってもみなかったぞ」

八幡「あれには俺も驚いたんすよね……」
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597: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:54:20.07 ID:OFktixYeo
俺の何が変わったというのか。訳の分からないその言葉になんと返せばいいか思案していると、平塚先生の手が俺の肩の上に置かれた。先ほどより平塚先生との距離が縮まったように感じる。

平塚「あれだけ捻くれた孤独体質を持っていた君が、そう楽しそうに彼女について語るようになるとはな。驚かずにはいられないよ」

そんなに楽しそうにしていただろうか。むしろ、やや呆れたくらいのトーンで話をしていたつもりだったのだが。
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598: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:55:06.92 ID:OFktixYeo
平塚「しかし、私は君なら出来ると信じていたよ」

八幡「……それはどうも」

バレンタインデーの前日準備の時に、信じていると言われた時の事を思い出す。
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599: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:55:35.27 ID:OFktixYeo
平塚「おっと、これ以上城廻との時間を奪っては怒られてしまうな。私も馬には蹴られたくないし、退散することにしよう」

八幡「あっ、はい……」

正直に言ってこの先生、馬に蹴られたどころでは死なないだろうし、なんなら馬すら殴り倒せそうに感じる今日この頃です。
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600: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:56:06.24 ID:OFktixYeo


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601: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:56:33.97 ID:OFktixYeo
その肩を掴む力は意外と強い。平塚先生といい、こう物理的な力の使い道をすごくまちがっている人が多いように感じる。もうちょっとその力を別の方向に活かすべきだと思うんです。例えばほら……世界平和とか?

俺ははぁ〜とわざとらしく大きなため息をついてから、ジト目をその肩を掴んできた人物に向けた。

そこにいるのは、やはり雪ノ下陽乃であった。
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602: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/08/07(金) 23:57:08.31 ID:OFktixYeo
八幡「なんか用すか」

陽乃「あはは、ほんと嫌そうなリアクション取るねー」

そらそうよ。こちとら早くめぐりさんのとこに行きたいっちゅーねん。こんなところで足止め食らっとる場合やないねん。
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