587:名無しNIPPER[sage]
2015/09/14(月) 23:16:13.39 ID:p2WSe4y90
乙
イッキ読みしたけど良SSだ
588:名無しNIPPER[sage]
2015/09/15(火) 05:27:52.19 ID:66BKORUJo
乙です
589:名無しNIPPER[sage]
2015/09/15(火) 13:40:34.49 ID:AAXx8I5qo
乙
セシルさんルート本当に欲しいよね
590:名無しNIPPER[sage]
2015/09/16(水) 00:42:11.58 ID:T35ovfdqo
乙
ルルーシュもだがスザクも周囲の人に恵まれたなぁ、基本悲惨すぎな人生だし人間関係が後の悲劇に繋がったりするんでプラマイゼロには程遠いけど
591: ◆QH3tH0UkImyM[saga]
2015/09/19(土) 23:31:09.39 ID:ZbQul+2DO
雲が流れていく。まるで濁流のような速さだ。にも関わらず、曇天は一向に切れ間を見せない。太陽は無く、重苦しい厚い雲が地平線の彼方まで続いていた。
見渡す限りの荒野。草木の一本も無い、枯れた大地。険しい地面は足に突き刺さるような硬度を有している。
592: ◆QH3tH0UkImyM[saga]
2015/09/20(日) 00:23:26.83 ID:a5KsSFBDO
相当な豪傑のようだが、特に驚きもしない。混乱も無かった。
三度の突きをくぐり抜け、横薙ぎに払われた槍を跳んでかわす。既にこちらの間合いだった。
593: ◆QH3tH0UkImyM[saga]
2015/09/20(日) 00:25:12.44 ID:a5KsSFBDO
距離は五〇〇メートルほど。目標はとっくに射程の外だったが、それは一般人から見た場合の話だ。自らには適用されない事を知っている。
弓がしなり、弦が軋む。風は強いが、いかほどの事でもない。吹くなら吹くで、利用するだけの話だ。
594: ◆QH3tH0UkImyM[saga]
2015/09/20(日) 00:27:13.04 ID:a5KsSFBDO
「────!」
ライは目を覚ますと同時に飛び起きた。覚醒した瞬間には夢だという事に気づいていたので、驚きはなかった。ただ、体中が汗でびっしょりだった。
595: ◆QH3tH0UkImyM[saga]
2015/09/20(日) 00:29:39.30 ID:a5KsSFBDO
ひどく喉が渇いていた。頭も痛い。動悸もいつになく激しい。鳥肌が治まらない。神経が過敏になっているせいか、どうしようもなく暴れ出したくなる。
水を飲もう。そうすれば落ち着くはずだ。
596: ◆QH3tH0UkImyM[saga]
2015/09/20(日) 00:31:32.57 ID:a5KsSFBDO
(満月の夜、公園で待っている)
「っ! おい──」
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