51: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/14(日) 09:51:30.95 ID:wXx8W5xM0
『あれは、お二人を衛星を使って監視していましたら問題になりそうな状況を確認しましたので、近くにあった
マグロ・ツェッペリンをハッキングして偽装工作をさせて頂きました。すでに、その地面の亀裂の後始末の手配も
済んでいますよ』
52: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/14(日) 09:52:31.95 ID:wXx8W5xM0
『すごいですよ? お二人は今岡山県にいます。やはりニンジャの力はうちのアーチプロデューサー達にも匹敵して
素晴らしいです』そう褒めるチヒロの言葉に対してヒトミは目眩がした。アヤメが移動してきた距離のことを考えると
当然ではあったが。
53: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/14(日) 09:53:44.56 ID:wXx8W5xM0
『ええ、すでにホテルも……なんですモバP=サン?』「……チヒロ=サン?」『……失礼しました。モバP=サンが直接
お話したいそうなので代わりますね』すると一瞬通信にノイズが走り、相手がチヒロからモバPへと代わる。
『ヒトミ=サン、良く無事で』「ありがとうモバP=サン。でもそういうのはいいから」『分かっている、ただアヤメ=サンは
54: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/14(日) 09:54:49.11 ID:wXx8W5xM0
IRC端末を受け取ったアヤメは、出来るだけエネルギーを使わないよう、シツレイを承知で寝転んだまま通信を行う。
「はい、アヤメです」『アヤメ=サン。今回のこと、実際良くやった。そして、見守ることしか出来なくてすまなかった』
「謝らないでください……わたくしはニンジャとしての務めを果たしたまで」『そうか……強いな、オヌシは。そうだ、
55: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/14(日) 09:56:46.28 ID:wXx8W5xM0
喜ぶヒトミの姿に自分も嬉しくなりながら、アヤメはIRC通信に意識を戻す。「では……わたくし達はこれから……
そちらに戻ります」『馬鹿なことを言うな。どう考えてもすぐ戻って来れる身体じゃないだろう』
実際モバPの言うとおり、今のアヤメの身体は長距離移動に耐えられそうもない。
56: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/14(日) 09:58:00.16 ID:wXx8W5xM0
そんなどこかずれたアトモスフィアで答えたモバPにアヤメは吹き出してしまう。「フフッ! 本当にもう、モバP=サンは
……分かりました、お休み、楽しませてもらいます」『ああ、楽しんでこい……』
その後モバPからホテルの場所を聞いてからIRC通信を切ったアヤメは、手持ち無沙汰で待っていたヒトミに向き直り、
57: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/14(日) 09:59:23.37 ID:wXx8W5xM0
そんなアヤメを見かねてヒトミは彼女を引っ張って立ち上がらせると、アヤメの腕を自分の肩にまわして支えたではないか。
「ヒ、ヒトミ=サン……!? あの……」「なにも言わない! やっぱりボロボロなんでしょ? だったらこれくらいさせて」
「……ありがとう」「いいってこと!」
58: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2015/06/14(日) 10:00:41.45 ID:wXx8W5xM0
LIVEバトルでアヤメ=サンの隣に丹羽ちゃんのぷちがいてほっこりしてて思いついたネタ
なお、今回は物理書籍版風にしています。決して通し番号が面倒になったとかそういうわけではない、いいね?
読んでくださった方ありがとうございました
59:名無しNIPPER[sage]
2015/06/14(日) 10:33:46.80 ID:3/t1oIdlo
オツカレサマドスエ!
ヒトミ=サンのアトモスフィアがアサリ=サンめいて実際カワイイ
60:名無しNIPPER[saga]
2015/06/14(日) 12:59:34.16 ID:7r0AqTCCo
オツカレサマドスエ!ユウジョウ!
クソ装置、ダメ、絶対
61:名無しNIPPER[sage]
2015/06/14(日) 15:01:10.95 ID:A2n+eQZW0
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