過去ログ - 陽乃「私の味方」
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4:名無しNIPPER
2015/06/28(日) 04:17:53.95 ID:srMplXnbO
結衣「あたしが勝ったら」
由比ヶ浜が静かにしかしはっきりと言葉を紡ぐ。

結衣「全部貰う。ずるいかもしれないけど、ずっと……このままでいたいなって思うの」

なるほど、と思う。
最後の依頼、雪ノ下のこと、そして俺のこと。
その答えを彼女は掲示したのだ。
その答えは、欺瞞でも歪でも、今のこの関係を続けていこうという想い。

由比ヶ浜は彼女自身の想い、恋、親友の想い、違和感を無視してでも今を続けよう提案していた。

この依頼を受けるということは、答えを先出しした由比ヶ浜の『勝ち』に繋がる、それを受け入れることは簡単できっと楽なのだろう。
しかしそれは本物なのだろうか?
歯噛みしたまま答えられずにいる俺を由比ヶ浜は優しく見る。
そして困惑する雪ノ下の手をそっと取った。

結衣「ゆきのん、それでいい?」
再び彼女は優しく問いかける。


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