過去ログ - 紬「飼猫のころしかた」
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1: ◆Rqkr/iCaBpzw[sage saga]
2015/06/30(火) 22:31:10.15 ID:Ql0JQwjz0
季節は冬。
物語は梓の何気ない一言から。

梓、純、憂の3人は既に軽音部を卒業しており、メンバーは菫と直だけ。
そんな2人に気を遣って。あるいは、単純に心地がいいからという理由で、梓達3人は部室によく遊びに来ていた。

その日は後輩2人組が談笑中。
横で梓が菫の淹れた紅茶を飲みながら勉強していた。話題は巡り、2人の会話は菫のお姉ちゃんこと琴吹紬の話に――。
そんなとき梓の口からふと漏れた。

「ムギ先輩かぁ、久しぶりに会いたいなぁ」

「そういえばお姉ちゃん、今帰ってきてますよ」

「ん、そうなんだ」

「会いますか? それならお姉ちゃんに聞いてみますけど」

特に考えてした発言ではなかったので、梓は少し戸惑う。
でも、特に断る理由もないように思えた。
会いたいと思ったのはほんとうなのだから。

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