過去ログ - 電ですが、鎮守府の空気が最悪なのです
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755: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/13(日) 21:24:05.92 ID:Lv9/9Z470
霧島「私は言うなれば『委員長』属性を持つ眼鏡キャラ。それは大淀さんも同じでしょう」

金剛「えっと……提督は委員長キャラも好きということでしょうか?」

霧島「金剛、お前は本当にアタシと血が繋がってんのか? 表面だけを見てわかった気になるのは馬鹿の証拠だぜ」
以下略



756: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/13(日) 21:24:49.15 ID:Lv9/9Z470
霧島さんが見せた、あの微妙な距離感のあるアプローチはそういうことだったのですね。

歩み寄りつつも決して近寄り過ぎない奥ゆかしさ、色っぽくも大人らしい気品、それが提督さんにヒットしたわけです。

金剛「あの……提督の好みはわかりましたが、それで扶桑に勝てるんでしょうか?」
以下略



757: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/13(日) 21:25:56.84 ID:Lv9/9Z470
霧島「その通りだ。こいつは少々複雑な話でな、あいつがなぜお姉さん好きなのかということと合わせて説明してやろう」

霧島「足りない脳みそ回してちゃんとついて来いよ? まず第一に、男の性的嗜好の根本にあるのはマザーコンプレックスだということは知っているな?」

電「はい?」
以下略



758: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/13(日) 21:27:27.43 ID:Lv9/9Z470
電「母性に飢えてるから、包容力のある『お姉さん』好きになったということですか?」

霧島「その通りだが、ここが厄介な部分だ。母性に飢えているとは言っても、母親を抱きたいってわけじゃない」

霧島「むしろ母性を求めるが故に、近親相姦に対する嫌悪は人一倍持ち合わせていやがる。つまり母親を思わせる女はNGってわけだ」
以下略



759: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/13(日) 21:29:37.30 ID:Lv9/9Z470
霧島「もはや扶桑に『大人っぽくて優しいお姉さん』の魅力はない。気品も、落ち着きも、包容力すらあいつは無くしちまったんだ」

霧島「そしてアタシはその魅力を完璧に醸し出すことができる。大人っぽい気品と包容力、そして少女としてのあどけなさをも併せ持つ魅力をな」

霧島「もはやこのアタシに隙はねえ。提督が落ちるのは時間の問題……いや、もう落ちてんのかも知んねえなあ?」
以下略



760: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/13(日) 21:30:07.69 ID:Lv9/9Z470
金剛「あの、霧島さん。もし提督とケッコンカッコカリを交わしたら、終わりにしてくれるんですよね?」

霧島「終わり? 何の話だよ」

金剛「ですから、その……目的を果たし終わったら、私のことを解放してくれるんじゃ……」
以下略



761: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/13(日) 21:30:51.73 ID:Lv9/9Z470
霧島「アタシは本気でお前を可愛いと思ってるんだぜ、金剛? 特に……アタシの腕の中で許しを請うお前は最高だ。何度だって抱きたくなる」

金剛「いやっ……んっ!」

首筋を這う手が胸元へと移り、バスタオルの上からその豊かな膨らみをゆするように揉みしだきます。
以下略



762: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/13(日) 21:31:58.60 ID:Lv9/9Z470
霧島さんの濡れた舌に耳を舐られて、金剛さんが甘い悲鳴を上げます。手が再び乳房の上を這い、その体がびくんと震えました。

たまらず金剛さんはその腕から逃れようようとしますが、霧島さんは一層強く金剛さんを抱き寄せます。私が目の前にいるのに、遠慮なさすぎです。

電「あの……私はもう行っていいでしょうか」
以下略



763: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/13(日) 21:32:25.36 ID:Lv9/9Z470
霧島さんが鎮守府を掌握するのは時間の問題のように思われました。暴力と知性を併せ持つ、霧島さんを止める術は今のところありません。

金剛さんを助けることすら、私にはできない。その事実が重く私の心にのしかかりました。

暗澹たる気持ちで、自室へと歩き出しました。もう眠ってしまいたい。何も考えずに、できることなら今見聞きしたことも全部忘れて眠りたい。
以下略



764: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/13(日) 21:32:53.86 ID:Lv9/9Z470
さあっ、と顔から血の気が引いていくのがわかりました。慌てて音のするほうへ駆け出します。

電「なっ……じゅ、隼鷹さん!? 何をしているんですか!」

隼鷹「……あれ、電ちゃん。なんでこんなとこにいんの?」
以下略



765: ◆hJ5a7d.jWc[saga]
2015/09/13(日) 21:33:28.12 ID:Lv9/9Z470
電「あの……隼鷹さんが今叩いてるのは、赤城さんの部屋です」

隼鷹「知ってるに決まってるじゃん。あたしは赤城に用があるんだ」

電「そんなにノックしても出ないってことは、眠ってらっしゃると思うんですけど……」
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