95: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/07/18(土) 22:33:02.31 ID:3Oa4WXpdo
「よし、じゃあ具体的な話に入ろうか」
ゲストの2人は、それぞれ私とのデュオを予定していること。
希望があれば、ソロ曲を構成に組み込むことも可能なこと。
96: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/07/18(土) 22:33:37.71 ID:3Oa4WXpdo
***************************
ついにやってきたライブ当日。
97: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/07/18(土) 22:34:21.00 ID:3Oa4WXpdo
――――――
――――
――
98: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/07/18(土) 22:35:09.06 ID:3Oa4WXpdo
「私はずっと、臆病で引っ込み思案な自分を変えたいって思ってました」
唐突な告白かもしれない。
99: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/07/18(土) 22:35:51.01 ID:3Oa4WXpdo
――――――
――――
――
100: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/07/18(土) 22:36:21.16 ID:3Oa4WXpdo
***************************
それから数日後、いつもの公園にプロデューサーとやってきました。
101: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/07/18(土) 22:37:19.71 ID:3Oa4WXpdo
「プロデューサーは、神様って信じてますか?」
ずっと聞きたかったこと。
プロデューサーが、プロデューサーになった理由。
102: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/07/18(土) 22:38:33.27 ID:3Oa4WXpdo
「でも俺、こんな人相だろ?昔からずっと色眼鏡で見られ続けてさ、いつの間にかそんなこと忘れてたんだ。学生の頃はハリネズミみたいに、『俺に近づくんじゃない』ってオーラを振りまいてたな」
泣いているような、笑っているような、そんな複雑な表情で。
103: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/07/18(土) 22:39:40.76 ID:3Oa4WXpdo
「そんなことないです」
私にとってのプロデューサーは、その通りの人だから。
私を助けてくれて、私を守ってくれた人だから。
104: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/07/18(土) 22:40:28.25 ID:3Oa4WXpdo
日が傾いてきました。
だんだんと涼しくなって、夜が早くなってきています。
「そういえば、大事な話ってなんだったんですか?」
105: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2015/07/18(土) 22:41:52.02 ID:3Oa4WXpdo
「俺も仕事に慣れて余裕も出てきたから受けようと思ってる、って伝えようと思って」
「私のプロデュースを止めちゃう……ってことですか?」
111Res/63.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。