過去ログ - 涙目で熱い吐息を漏らす姉が弟に抱かれる話
1- 20
73:名無しNIPPER[sage]
2015/08/10(月) 19:35:35.67 ID:iPS51Gm70
スレタイ回収か



74: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/10(月) 21:43:41.20 ID:jEUBPymZO

やがて姉ちゃんは静かな寝息をたて始めた。

時刻はもう23時を過ぎていたが、夕方の雨が嘘のように月明かりは眩しく外の景色も判る程だった。

以下略



75: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/10(月) 21:44:51.27 ID:jEUBPymZO

この集落に入る前、道路標識で真っ直ぐ行けば桧ヶ瀬だという事は確認していた。

僅か100mも歩くとこの集落を抜け、そこからは街路灯も無い。

以下略



76: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/10(月) 21:45:42.39 ID:jEUBPymZO

「見つかっちゃったか…内緒にはしてくれない?」

「うん、本当にだめ」

以下略



77: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/10(月) 21:46:55.94 ID:jEUBPymZO

それから僕らは診療所の表に備えられた古いベンチに座り、この旅の理由や経緯を話した。

女の子は「うん」「がんばったのにね」と相槌を返しながら慰めてくれた。

以下略



78: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/10(月) 21:48:06.19 ID:jEUBPymZO

翌日、午後になって父ちゃんは診療所に着いた。

僕は引っ叩かれる覚悟もしていたけど、父ちゃんは言葉少なに近づき僕を強く抱き締めた。

以下略



79: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/10(月) 21:49:10.43 ID:jEUBPymZO

……………
………


以下略



80: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/10(月) 21:50:02.25 ID:jEUBPymZO

姉ちゃんとの別れ、小学校も終わりに近づいたタイミングでの転校、婆ちゃんとの死別。

悲しい事は畳み掛けるように訪れるものだ。

以下略



81: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/10(月) 21:51:41.26 ID:jEUBPymZO

四月、僕は中学校という新たな環境に身を投じた。

そこは二つの小学校を卒業した生徒が集う事になるマンモス校で、つまり僕に限らず多くの生徒が新たな出会いに臨む機会だった。

以下略



82:名無しNIPPER[sage]
2015/08/10(月) 21:52:45.02 ID:QJRsXy7UO
面白いな


83: ◆LRJytAPfz.[saga]
2015/08/10(月) 21:52:59.75 ID:jEUBPymZO

その年の八月、僕は婆ちゃんのいた田舎へ半年ぶりに訪れる事になった。

婆ちゃんの初盆にあたるからだ。

以下略



106Res/67.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice